製品の特徴
2023年 5月改訂(第1版)
日本標準商品分類番号
873222
承認番号
21900AMX00101000
販売開始
1961年10月
貯法:室温保存
有効期間:3年
静脈内注射液・鉄剤
処方箋医薬品
注)
フェジン
®
静注40MG
FESIN
®
INTRAVENOUS INJECTION
含糖酸化鉄注射液
注)注意-医師等の処方箋により使用すること
3
5
2
0
3
4
0
6
禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.
鉄欠乏状態にない患者[鉄過剰症をきたすおそれがある。]
2.1
重篤な肝障害のある患者[9.3.1 参照]
2.2
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
2.3
組成・性状
3.
組成
3.1
販売名
フェジン静注40mg
有効成分
1管(2mL)中
含糖酸化鉄
851mg
(鉄として40mg)
製剤の性状
3.2
販売名
フェジン静注40mg
剤形・性状
水性注射剤
暗褐色、粘性の液
pH
9.0~10.0
浸透圧比
約5
(生理食塩液に対する比)
効能又は効果
4.
鉄欠乏性貧血
用法及び用量
6.
本剤は経口鉄剤の投与が困難又は不適当な場合に限り使用するこ
と。
必要鉄量を算出して投与するが、鉄として、通常成人1日40~
120mgを2分以上かけて徐々に静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
用法及び用量に関連する注意
7.
本剤の投与に際しては、あらかじめ必要鉄量を算出し、投与中も
定期的に血液検査を行い、フェリチン値等を確認するなど、過量
投与にならないよう注意すること。
〈参考:必要鉄量の算出法〉
あらかじめ総投与鉄量を算定して治療を行うことにより、鉄の過
剰投与による障害が避けられるとともに、不足鉄量を補うことが
できる。なお、とくに鉄欠乏性貧血では利用可能な貯蔵鉄が零に
近いので、鉄必要量の他に貯蔵鉄をも加算する必要がある。
総投与鉄量(貯蔵鉄を加えた鉄量)
・
患者のヘモグロビン値
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