ドルモロール配合点眼液「センジュ」

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
20-03-2024

有効成分:

ドルゾラミド塩酸塩; チモロールマレイン酸塩

から入手可能:

千寿製薬株式会社

INN(国際名):

Dorzolamide hydrochloride; Timolol maleate

医薬品形態:

無色澄明の点眼剤、(容量)5mL

投与経路:

外用剤

適応症:

房水の産生を減らすことにより、眼圧を下げます。
通常、緑内障、高眼圧症の治療に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 DORMOLOL COMBINATION OPHTHALMIC SOLUTION"SENJU"; シート記載:

情報リーフレット

                                くすりのしおり
外用剤
2023
年
08
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名
:
ドルモロール配合点眼液「センジュ」
主成分
:
ドルゾラミド塩酸塩
(Dorzolamide hydrochloride)
チモロールマレイン酸塩
(Timolol maleate)
剤形
:
無色澄明の点眼剤、(容量)
5mL
シート記載など
:
この薬の作用と効果について
房水の産生を減らすことにより、眼圧を下げます。
通常、緑内障、高眼圧症の治療に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。気管支喘息またはその既
往歴、気管支痙攣、慢性閉塞性肺疾患、心不全、洞性徐脈、房室ブロック、心原性ショック、糖尿病、
腎障害がある。眼内手術の既往がある。コンタクトレンズを使用している。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は
((
                           
:
医療担当者記入
))
・通常、
1
回
1
滴を
1
日
2
回点眼します。必ず指示された使用方法に従ってください。
・点眼前に石けんで手をきれいに洗ってください。容器の先端が直接目にふれないように点眼してくださ
い。点眼後は、目を
1
~
5
分間静かに閉じ、目がしらを
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                療期に 1
%ドルゾラミド/0.5%チモロール点眼液(以下、配合剤)
1 日 2
回又は各対照薬[対照薬:0.5%チモロール点眼液 1 日
2
回(以下、チモロール群)、 1 %ドルゾラミド点眼液
1 日 3 回/
0.5%チモロール点眼液 1 日 2
回併用(以下、併用療法群)]をそ
れぞ れ 8 週間点眼
注)
した。その結果、治療期 8 週時の治療期
開始時(ベースライン)からの眼圧変化量の最小二乗平均は、
配合剤群で−2.50mmHg、チモロール群で−1.82mmHg、併用療
法群で−2.78mmHgであり、配合剤のチモロールに対する優越
性及び併用療法に対する非劣性が示された
9)
。
表 最終評価時(治療期 8
週時又は中止時)における点眼 2 時間
  後の眼圧値及びベースラインからの眼圧変化量
平均値±標準偏差
1:ベースライン眼圧値を共変量、投与群を要因とした共分散分析
2:非劣性マージン1.2mmHg
副作用は、配合剤群189例中26例(13.8%)に認められ、主な副作
用は滴下投与部位刺激感13例(6.9%)であった。
注)遮蔽性を確保するため、配合剤群、チモロール群及び併用療
法群の点眼回数を合わせる目的で、配合剤群及びチモロール
群にはプラセボを 1 日 3 回追加点眼した。
18. 薬効薬理
18. 1 作用機序
本剤の配合成分であるドルゾラミド塩酸塩は、炭酸脱水酵素ア
イソザイムⅡの阻害薬である。一方の配合成分であるチモロー
ルマレイン酸塩は、非選択的β-受容体遮断薬である。両剤は
異なる作用機序により眼圧下降作用を示す。
・炭酸脱水酵素阻害作用
炭酸脱水酵素は眼を含む多くの組織に存在し、生体内での
二酸化炭素の水和、炭酸の脱水の可逆的反応(CO
2
+H
2
O⇔
H
2
CO
3
)をあずかる酵素である。ドルゾラミド塩酸塩は毛様
体に存在する
                                
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