国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
シタラビン
日医工株式会社
Cytarabine
注射剤
注射剤
がん細胞がDNAを作って増えるのを抑える作用があります。
通常、急性白血病(急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病)、悪性リンパ腫の治療、腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置に用いられます。
英語の製品名 Cytarabine for I.V. infusion 400 mg "NIG"; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2023 年 11 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:シタラビン点滴静注液 400MG「NIG」 主成分: シタラビン (Cytarabine) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について がん細胞が DNA を作って増えるのを抑える作用があります。 通常、急性白血病(急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病)、悪性リンパ腫の治療、腫瘍特異的 T 細胞 輸注療法の前処置に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・急性骨髄性白血病:通常、 1 日 2 回、静脈内に注射します。 急性リンパ性白血病:通常、 1 日 2 回、他の抗腫瘍剤と併用して、静脈内に注射します。 悪性リンパ腫:通常、成人は、他の抗腫瘍剤と併用して、 1 日 1 ~ 2 回、静脈内に注射します。小児 は、他の抗腫瘍剤と併用して、 1 日 2 回、静脈内に注射します。 腫瘍特異的 T 細胞輸注療法の前処置 :再生医療など製品の電子添文に記載の用法および用量、使用法に 従いま 完全なドキュメントを読む
2023年11月改訂(第1版、効能変更、用法変更、用量変更) * 日本標準商品分類番号 874224 400mg 1g 承認番号 22500AMX01504 22500AMX01503 販売開始 2013年12月 2013年12月 貯法:室温保存 有効期間:3年 急性白血病・悪性リンパ腫治療剤 劇薬、処方箋医薬品 注) シタラビン点滴静注液400MG「NIG」 シタラビン点滴静注液1G「NIG」 CYTARABINE FOR I.V. INFUSION シタラビン注射液 注)注意-医師等の処方箋により使用すること 警告 1. 〈シタラビン大量療法〉 シタラビン大量療法(以下、本療法)は高度の危険性を伴 うので、投与中及び投与後の一定期間は患者を入院環境で医 師の管理下に置くこと。 また、緊急医療体制の整備された医療機関においてがん化学 療法に十分な知識と経験を持つ医師のもとで本療法が適切と 判断される症例についてのみ実施すること。他の抗腫瘍剤と 併用する場合、適応患者の選択にあたっては、各併用薬剤の 電子添文を参照して十分注意すること。 1.1 本療法施行にあたっては、患者又はその家族に有効性及び 危険性を十分に説明し、同意を得てから投与を開始すること。 1.2 本療法は強い骨髄機能抑制作用を有する療法であり、本療 法に関連したと考えられる死亡例が確認されている。本療法 を施行したすべての患者に強い骨髄機能抑制が起こり、その 結果致命的な感染症及び出血等を惹起することがあるので、 本療法施行にあたっては、感染予防として無菌状態に近い状 況下(無菌室、簡易無菌室等)で治療を行うなど、十分注意 すること。[8.1.1、8.1.4、11.1.1 参照] 1.3 感染症あるいは出血傾向が発現又は増悪し、致命的となる ことがあるので、本療法施行時に骨髄が低形成あるいは前治 療又は他 完全なドキュメントを読む