アジマイシン点眼液1%

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
01-06-2023

有効成分:

アジスロマイシン水和物

から入手可能:

千寿製薬株式会社

INN(国際名):

Azithromycin hydrate

医薬品形態:

微白色で濁りのある粘性の点眼剤、(キャップ)黒色、(容量)2.5mL

投与経路:

外用剤

適応症:

細菌のタンパク合成を阻害することにより抗菌作用を示します。
通常、結膜炎や眼瞼炎、麦粒腫、涙嚢炎の眼感染症の治療に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 AZIMYCIN OPHTHALMIC SOLUTION 1%; シート記載:

情報リーフレット

                                くすりのしおり
外用剤
2023
年
06
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:アジマイシン点眼液 1%
主成分:
アジスロマイシン水和物
(Azithromycin hydrate)
剤形:
微白色で濁りのある粘性の点眼剤、(キャップ)黒色、(容量)
2.5mL
シート記載など:
この薬の作用と効果について
細菌のタンパク合成を阻害することにより抗菌作用を示します。
通常、結膜炎や眼瞼炎、麦粒腫、涙嚢炎の眼感染症の治療に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。コンタクトレンズを使用
している。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は((                           :
医療担当者記入
))
・結膜炎:通常、成人および
7
歳以上の小児は、
1
回
1
滴、
1
日
2
回
2
日間、その後、
1
日
1
回
5
日間点
眼します。
眼瞼炎、麦粒腫、涙嚢炎:通常、成人は、
1
回
1
滴、
1
日
2
回
2
日間、その後、
1
日
1
回
12
日間点眼し
ます。
いずれの場合も、必ず指示された使用方法に従ってください。
・点眼前に石けんで手をきれいに洗い、次に点眼容器を下に向け、数回振って、薬液を下(キャップ側)

                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                表2 適応菌種別の初診時検出菌に対する有効性
18. 薬効薬理
18. 1 作用機序
アジスロマイシンは、細菌の70Sリボソームの50Sサブユニッ
トと結合し、細菌のタンパク合成を阻害することにより抗
菌作用を示す
10)
。
18. 2 抗菌作用
18. 2. 1 抗菌作用
     
において、ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球
菌、コリネバクテリウム属、インフルエンザ菌、アクネ菌
に抗菌作用を示した
11-14)
。
18. 2. 2
黄色ブドウ球菌感染によるウサギ前眼部感染症
モデルに対する効果
ウサギの角膜実質内に黄色ブドウ球菌を接種して作成した
前眼部感染症モデルに対して、1
%アジスロマイシン点眼液
は前眼部感染症症状及び角膜組織中生菌数を抑制した
15)
。
〈眼瞼炎、麦粒腫、涙嚢炎〉
17. 1. 3 国内第Ⅲ相試験(3
-
02)
19歳以上の細菌性の眼瞼炎、麦粒腫及び涙嚢炎患者を対象
とした非対照非遮蔽試験において、1
%アジスロマイシン点
眼液を 1 回 1 滴、1 日 2 回 2 日間、その後、1 日 1
回12日間
点眼投与した。
主要評価項目である 1
%アジスロマイシン点眼液投与終了
時の臨床効果
注1)
は、全体68.8%(22/32例、判定不能 0 例)、
眼瞼炎70.0%( 7 /10例、判定不能 0
例)、麦粒腫90.0%(9/10
例、判定不能 0 例)、涙嚢炎50.0%(6/12例、判定不能
0 例)
であった
9)
。
副作用は、39例中 5
例(12.8%)に認められ、主な副作用は眼
刺激 5 例(12.8%)であった。
また、国内第Ⅲ相試験における適応菌種別の有効性は表1
及び表2のとおりであった。
表1 適応菌種別の臨床効果
貯  法:2 〜 8 ℃に保存
有効期間:3 年
注)注意─医師等の処方箋により使用すること
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患
                                
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