Land: Japan
Språk: japansk
Kilde: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ミダゾラム
サンド株式会社
Midazolam
注射剤
注射剤
脳内のベンゾジアゼピン受容体にはたらき、神経細胞の興奮を抑える作用を示します。
通常、麻酔前投薬、全身麻酔の導入および維持、集中治療における人工呼吸中の鎮静、歯科・口腔外科領域における手術および処置時の鎮静に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2019 年 06 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ミダゾラム注 10MG 「サンド」 主成分 : ミダゾラム (Midazolam) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 脳内のベンゾジアゼピン受容体にはたらき、神経細胞の興奮を抑える作用を示します。 通常、麻酔前投薬、全身麻酔の導入および維持、集中治療における人工呼吸中の鎮静、歯科・口腔外科領 域における手術および処置時の鎮静に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性閉塞隅角緑内障、重 症筋無力症がある。肝臓または腎臓に病気がある。脳に病気がある。心臓に病気がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・麻酔前投薬:通常、手術前 30 分~ 1 時間に筋肉内に注射します。 全身麻酔の導入および維持:通常、静脈内に注射します。 集中治療における人工呼吸中の鎮静:通常、静脈内に注射します。 歯科・口腔外科領域における手術および処置時の鎮静:通常、静脈内に注射します。 ・麻酔 Les hele dokumentet
1. 警告 1.1 呼吸及び循環動態の連続的な観察ができる設備を有し、 緊急時に十分な措置が可能な施設においてのみ用いるこ と。呼吸抑制及び呼吸停止を引き起こすことがあり、速や かな処置が行われないために死亡又は低酸素脳症に至っ た症例が報告されている。[7.2、 7.4、 8.1.1、 8.1.2、 8.4、 8.6、 8.7、 11.1.2 参照] 1.2 低出生体重児及び新生児に対して急速静脈内投与をし てはならない。急速静脈内投与後、重度の低血圧及び痙攣 発作が報告されている。[9.7.3 参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 急性閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が 上昇し、症状を悪化させることがある。] 2.3 重症筋無力症のある患者[重症筋無力症の症状を悪化さ せるおそれがある。] 2.4 HIV プロテアーゼ阻害剤(リトナビルを含有する薬剤、 ネルフィナビル、アタザナビル、ホスアンプレナビル、ダ ルナビルを含有する薬剤)、エファビレンツ、コビシスタ ットを含有する薬剤及びニルマトレルビル・リトナビルを 投与中の患者[10.1 参照] 2.5 ショックの患者、昏睡の患者、バイタルサインの抑制が みられる急性アルコール中毒の患者[呼吸抑制や血圧低下 等の症状を悪化させるおそれがある。] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 ミダゾラム注 10mg「サンド」 有効成分 1 アンプル(2mL)中、ミダゾラム 10mg 添加剤 等張化剤 pH 調整剤 3.2 製剤の性状 販売名 ミダゾラム注 10mg「サンド」 性状 無色澄明の注射液 pH 2.8〜3.8 浸透圧比 0.6〜0.9(日局生理食塩液に対する比) 4. 効能又は効果 ○麻酔前投薬 ○全身麻酔の導入及び維持 ○集中治療における人工呼吸 Les hele dokumentet