Land: Japan
Språk: japansk
Kilde: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ドセタキセル
日本化薬株式会社
Docetaxel
注射剤
注射剤
細胞分裂に必要な微小管(チューブリン)の働きを阻害してがん細胞の増殖を抑えます。
通常、乳がん、非小細胞肺がん、胃がん、頭頸部がん、卵巣がん、食道がん、子宮体がん、前立腺がんの治療に用いられます。他の抗がん剤と組み合わせて使用されることがあります。
英語の製品名 Docetaxel I.V.Infusion 20mg/1mL" NK "; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2023 年 11 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ドセタキセル点滴静注液 20MG/1ML 「 NK 」 主成分 : ドセタキセル (Docetaxel) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 細胞分裂に必要な微小管(チューブリン)の働きを阻害してがん細胞の増殖を抑えます。 通常、乳がん、非小細胞肺がん、胃がん、頭頸部がん、卵巣がん、食道がん、子宮体がん、前立腺がんの 治療に用いられます。他の抗がん剤と組み合わせて使用されることがあります。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制、感染症にか かっている、発熱がある。間質性肺炎または肺線維症がある、浮腫がある、アルコールに過敏である、 腎臓障害、肝臓障害がある。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・乳がん、非小細胞肺がん、胃がん、頭頸部がん、卵巣がん、食道がん、子宮体がん:通常、 1 日 1 回静 脈内に点滴で注射し 3 ~ 4 週間間隔で繰り返します。 ・前立腺がん:通常 Les hele dokumentet
1. 警告 本剤の用量規制因子(DOSE LIMITING FACTOR, DLF)は好中 球減少であり、本剤の使用により重篤な骨髄抑制(主に好 中球減少)、重症感染症等の重篤な副作用及び本剤との因 果関係が否定できない死亡例が認められている。したが って、本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応でき る医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を 持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断される症例に ついてのみ実施すること。また、下記の患者には投与しな いなど適応患者の選択を慎重に行うこと。 ・ 重篤な骨髄抑制のある患者 ・ 感染症を合併している患者 ・ 発熱を有し感染症の疑われる患者 治療の開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険 性を十分説明し、同意を得てから投与すること。[2.1 ~ 2.3、 7.2、 8.1、 9.1.1 参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 重篤な骨髄抑制のある患者[重症感染症等を併発し、致 命的となることがある。][1. 参照] 2.2 感染症を合併している患者[感染症が増悪し、致命的と なることがある。][1. 参照] 2.3 発熱を有し感染症の疑われる患者[感染症が増悪し、致 命的となることがある。][1. 参照] 2.4 本剤又はポリソルベート 80 含有製剤に対し重篤な過敏 症の既往歴のある患者[本剤はポリソルベート 80 を含有 する。] 2.5 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 ドセタキセル点滴静注液 20mg/1mL「NK」 ドセタキセル点滴静注液 80mg/4mL「NK」 有効成分 1 バイアル 1mL 中 ドセタキセル 20mg 1 バイアル 4mL 中 ドセタキセル 80mg 添加剤 ポリソルベート 80 0.54g 無水エタノール 0.395g 無水クエン酸 適量 Les hele dokumentet