Pajjiż: Ġappun
Lingwa: Ġappuniż
Sors: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
カルボキシマルトース第二鉄
ゼリア新薬工業株式会社
Ferric carboxymaltose
注射剤
注射剤
不足した鉄分を補い、貧血を改善します。
通常、鉄欠乏性貧血の治療に用いられます。
英語の製品名 Ferinject solution for injection/infusion 500mg; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2020 年 09 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : フェインジェクト静注 500MG 主成分 : カルボキシマルトース第二鉄 (Ferric carboxymaltose) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 不足した鉄分を補い、貧血を改善します。 通常、鉄欠乏性貧血の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。発作性夜間ヘモグロビン 尿症がある。肝臓に障害がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、週 1 回静脈内注射します。あらかじめ、血中ヘモグロビン値および体重にあわせて注射回数( 1 ~ 3 回)が決められます。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、頭痛、月経過多、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当 の医師または薬剤師に相談してください。 まれに下記のような症状があらわれ、 [ ] 内に示した副作用の初期症状である可能性があります。 このような場合には、使 Aqra d-dokument sħiħ
−1− 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 2.1 鉄欠乏状態にない患者[鉄過剰を来すおそれがある] 2.2 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者 3.組成・性状 3.1 組成 販 売 名 フェインジェクト静注500mg 有 効 成 分 1 バイアル(10mL)中にカルボキシマルトース第二 鉄を鉄として500mg含有する 添 加 剤 pH調整剤 3.2 製剤の性状 販 売 名 フェインジェクト静注500mg 性 状 暗褐色の不透明な液 pH 5.0〜7.0 浸 透 圧 比 1.0〜1.3(生理食塩液に対する比) 4.効能又は効果 鉄欠乏性貧血 5.効能又は効果に関連する注意 本剤は経口鉄剤の投与が困難又は不適当な場合に限り使用す ること。 6.用法及び用量 通常、成人に鉄として 1 回あたり500mgを週 1 回、緩徐に静 注又は点滴静注する。総投与量は、患者の血中ヘモグロビン 値及び体重に応じるが、上限は鉄として1,500mgとする。 7.用法及び用量に関連する注意 7.1 本剤の投与に際しては、以下を参考に、過量投与にならな いよう、総投与量(投与回数)に注意すること。なお、本剤 の投与は週 1 回、 1 回あたり鉄として500mg( 1 バイアル) とする。 本剤の鉄としての総投与量(投与回数) 体重 25kg以上 35kg未満 35kg以上 70kg未満 70kg以上 血 中 ヘ モ グ ロ ビ ン 値 10.0g/dL未満 500mg ( 500mgを 1 回 投与) 1,500mg ( 週 1 回、1 回あ たり500mgを計 3 回投与) 1,500mg ( 週 1 回、1 回あ たり500mgを計 3 回投与) 10.0g/dL以上 1,000mg ( 週 1 回、1 回あ たり500mgを計 2 回投与) 7.2 本剤を希釈しないで使用する場合、 5 分以上かけて緩徐に 静注すること。本剤を希釈して使用する場合は、 6 分以上か けて点滴静注すること。 7.3 35kg未満の患者には点滴静注とすること。 7 Aqra d-dokument sħiħ