Pajjiż: Ġappun
Lingwa: Ġappuniż
Sors: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
バンコマイシン塩酸塩
沢井製薬株式会社
Vancomycin hydrochloride
注射剤
注射剤
グリコペプチド系の抗生物質で、細菌の細胞壁の合成を阻害することにより抗菌作用を示します。
通常、敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、骨髄炎、関節炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、腹膜炎、化膿性髄膜炎、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)またはメチシリン耐性コアグラーゼ陰性ブドウ球菌(MRCNS)感染が疑われる発熱性好中球減少症の治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2015 年 04 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : バンコマイシン塩酸塩点滴静注用 0.5G 「サワイ」 主成分 : バンコマイシン塩酸塩 (Vancomycin hydrochloride) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について グリコペプチド系の抗生物質で、細菌の細胞壁の合成を阻害することにより抗菌作用を示します。 通常、敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、骨髄炎、関節炎、肺炎、肺膿 瘍、膿胸、腹膜炎、化膿性髄膜炎、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌( MRSA )またはメチシリン耐性コア グラーゼ陰性ブドウ球菌( MRCNS )感染が疑われる発熱性好中球減少症の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ペプチド系抗生物質、ア ミノグリコシド系抗生物質、テイコプラニンによる難聴またはその他の難聴 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 日 2 回または 4 回、点滴で静脈内に注射します。高齢者は 1 日 1 回または 2 回、点滴 Aqra d-dokument sħiħ
- 1 - 2 校 ① バ ン コ マ イ シ ン 塩 酸 塩 点 滴 静 注 用 0 . 5 g 「 サ ワ イ 」 : 2 4 8 X あ 1 ペ ー ジ 1. 警告 本剤の耐性菌の発現を防ぐため、「5. 効能・効果に関連す る注意」、「8. 重要な基本的注意」の項を熟読の上、適正使 用に努めること。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 有効成分 [1バイアル中] 日局バンコマイシン塩酸塩 0.5g(力価) 3.2 製剤の性状 剤形・性状 白色の塊又は粉末、凍結乾燥品 用時溶解して用いる注射剤 pH 2.5~4.5(1バイアル/10mL水溶液) 浸透圧比 (生理食塩液に対する比) 約1(1バイアル/100mL生理食塩液) 4. 効能又は効果 ○〈適応菌種〉 バンコマイシンに感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) 〈適応症〉 敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次 感染、骨髄炎、関節炎、肺炎、肺膿瘍、膿胸、腹膜炎、化 膿性髄膜炎 ○〈適応菌種〉 バンコマイシンに感性のメチシリン耐性コアグラーゼ陰性 ブドウ球菌(MRCNS) 〈適応症〉 敗血症、感染性心内膜炎、外傷・熱傷及び手術創等の二次 感染、骨髄炎、関節炎、腹膜炎、化膿性髄膜炎 ○〈適応菌種〉 バンコマイシンに感性のペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP) 〈適応症〉 敗血症、肺炎、化膿性髄膜炎 ○MRSA又はMRCNS感染が疑われる発熱性好中球減少症 5. 効能又は効果に関連する注意 〈効能共通〉 5.1 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現を防ぐため、原則と して他の抗菌薬及び本剤に対する感受性を確認すること。 5.2 本剤はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症、メチ シリン耐性コアグラーゼ陰性ブドウ球菌(MRC Aqra d-dokument sħiħ