国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アズレンスルホン酸ナトリウム水和物
ゼリア新薬工業株式会社
Sodium azulene sulfonate hydrate
青紫色澄明な無菌水性の点眼剤
外用剤
抗炎症作用、抗アレルギー作用があり、結膜炎、角膜炎などの眼の炎症を抑えます。
通常、急性結膜炎、慢性結膜炎、アレルギー性結膜炎、表層角膜炎、眼瞼縁炎、強膜炎の治療に用いられます。
英語の製品名 AZ Ophthalmic Solution 0.02%; シート記載: AZ点眼液0.02%
くすりのしおり 外用剤 2014 年 10 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:AZ 点眼液 0.02% 主成分: アズレンスルホン酸ナトリウム水和物 (Sodium azulene sulfonate hydrate) 剤形: 青紫色澄明な無菌水性の点眼剤 シート記載など:AZ 点眼液 0.02% この薬の作用と効果について 抗炎症作用、抗アレルギー作用があり、結膜炎、角膜炎などの眼の炎症を抑えます。 通常、急性結膜炎、慢性結膜炎、アレルギー性結膜炎、表層角膜炎、眼瞼縁炎、強膜炎の治療に用いられ ます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 回 1 ~ 2 滴を 1 日 3 ~ 5 回点眼します。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・点眼を忘れた場合は、気が付いた時にできるだけ早く 1 回分を点眼してください。ただし、つぎの点眼 まで 4 ~ 5 時間程度間隔をあけてください。絶対に 2 回分を一度に点眼してはいけません。 ・誤って多く点眼した場合は医師または薬剤師に相談してください。 ・医師の指示なしに、自 完全なドキュメントを読む
−1− 3.組成・性状 3.1 組成 販 売 名 AZ点眼液0.02% 有 効 成 分 1 mL中アズレンスルホン酸ナトリウム水和物0.2mg 添 加 剤 ホウ酸、ホウ砂、パラオキシ安息香酸メチル、パラオ キシ安息香酸プロピル、塩化カリウム、塩化ナトリウム 3.2 製剤の性状 販 売 名 AZ点眼液0.02% pH 7.0〜8.5 性 状 無臭、青紫色澄明の無菌水性点眼液 4.効能又は効果 急性結膜炎、慢性結膜炎、アレルギー性結膜炎、表層角膜炎、 眼瞼縁炎、強膜炎 6.用法及び用量 1 日 3 〜 5 回、 1 回 1 〜 2 滴を点眼する。 11.副作用 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、 異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を 行うこと。 11.2 その他の副作用 0.1%未満 眼 眼瞼の腫脹、発赤、そう痒感 14.適用上の注意 14.1 薬剤交付時の注意 患者に対し以下の点に注意するよう指導すること。 ・ 薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に 触れないように注意すること。 ・ 患眼を開瞼して結膜嚢内に点眼し、 1 〜 5 分間閉瞼して涙 嚢部を圧迫させた後、開瞼すること。 ・ 他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも 5 分以上間隔 をあけてから点眼すること。 ・ 遮光して保存すること。 17.臨床成績 17.1 有効性及び安全性に関する試験 17.1.1 国内臨床試験 結膜炎、角膜炎等の炎症性疾患に対する臨床試験成績は、 有効率74.8%(326例中244例)であった 1)〜9) 。 18.薬効薬理 18.1 作用機序 本剤の抗炎症作用は、白血球遊走阻止作用及び肥満細胞から のヒスタミン遊離抑制作用等によるものと考えられている 10), 11) 。 18.2 抗炎症作用 18.2.1 ラット後肢にDextran、Hyaluronidase、Formalinを局 所注射して惹起 完全なドキュメントを読む