国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ビオチン
扶桑薬品工業株式会社
Biotin
白色の散剤
内服剤
ビオチンはビタミンHとも言われ、体内で代謝酵素の補酵素として代謝に関与します。
通常、急・慢性湿疹、小児湿疹、接触皮膚炎、脂漏性湿疹、尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療に用いられます。
英語の製品名 Biotin Powder 0.2% "FUSO"; シート記載: [0.5g包装]ビオチン散0.2%「フソー」0.5g、FS-B04
[0.75g包装]ビオチン散0.2%「フソー」0.75g、FS-B04
くすりのしおり 内服剤 2007 年 10 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ビオチン散 0.2% 「フソー」 主成分 : ビオチン (Biotin) 剤形 : 白色の散剤 シート記載など :[0.5g 包装 ] ビオチン散 0.2% 「フソー」 0.5g 、 FS-B04 [0.75g 包装 ] ビオチン散 0.2% 「フソー」 0.75g 、 FS-B04 この薬の作用と効果について ビオチンはビタミン H とも言われ、体内で代謝酵素の補酵素として代謝に関与します。 通常、急・慢性湿疹、小児湿疹、接触皮膚炎、脂漏性湿疹、尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療に用いられま す。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 日 0.25 ~ 1g (主成分として 0.5 ~ 2mg )を 1 ~ 3 回に分けて服用しますが、治療を受け る疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近 い場合は、忘れた分は飲まずに、 1 回分を飛ばし 完全なドキュメントを読む
HJ-23L-23L-1 3.組成・性状 3.1 組成 販売名 ビオチン散0.2%「フソー」 有効成分 1g中 日局 ビオチン 2mg 添加剤 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、結晶セ ルロース 3.2 製剤の性状 販売名 ビオチン散0.2%「フソー」 性状 白色の散剤 識別コード(分包品) FS‑B04 4.効能・効果 急・慢性湿疹、小児湿疹、接触皮膚炎、脂漏性湿疹、尋常性痤瘡。 6.用法・用量 ビオチンとして、通常成人1日0.5〜2mgを1〜3回に分割経口投与 する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 7.用法・用量に関連する注意 7.1 1日あたりの製剤量 1日投与量 散0.2% 0.25〜1.0g 18.薬効薬理 18.1 作用機序 ビオチンは主として腸内細菌によって生合成され、脂肪酸合成 及びカルボキシル化反応に必須の補酵素である。また、詳細は 不明であるが、間接的な生化学的作用としてプリン合成、蛋白 合成、糖代謝、脱アミノ酵素作用、脱水酵素作用等も報告され ている。 18.2 ビオチン欠乏症に及ぼす影響 ヒトにおけるビオチン欠乏は卵白の多量摂取あるいは抗菌スペ クトルの広い抗生物質、サルファ剤等の経口投与に伴う腸内細 菌叢バランスの乱れなどによって起こるといわれている。 欠乏症状として鱗屑状又は斑状の皮膚炎、舌乳頭の萎縮、筋肉 痛、倦怠等があらわれることが知られている 1) 。 そのほか、皮脂の変性、分泌増加、皮膚角質層の脂肪変性等が、 また、乳汁中のビオチンが欠如すると、乳児は湿疹に侵されや すくなることが報告されている 2) 。 これらの症状はビオチンの投与によって改善することが示され ている。 19.有効成分に関する理化学的知見 一般名:ビオチン(Biotin) 構造式: 分子式:C 10 H 16 N 2 O 3 S 分子量:244.31 完全なドキュメントを読む