重質炭酸マグネシウム「日医工」

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

有効成分:

炭酸マグネシウム

から入手可能:

日医工株式会社

INN（国際名）:

Magnesium carbonate

医薬品形態:

白色の散剤

投与経路:

内服剤

適応症:

胃酸を中和し胃腸の症状を改善するほか、腸内の水分吸収を抑え、また腸内水分を集めることで排便を促進します。
通常、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常における制酸作用と症状の改善や、便秘症に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 MAGNESIUM CARBONATE "Nichiiko"; シート記載:

情報リーフレット

くすりのしおり
内服剤
2014
年
06
月改訂
薬には効果（ベネフィット）だけでなく副作用（リスク）があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:重質炭酸マグネシウム「日医工」
主成分:
炭酸マグネシウム
(Magnesium carbonate)
剤形:
白色の散剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
胃酸を中和し胃腸の症状を改善するほか、腸内の水分吸収を抑え、また腸内水分を集めることで排便を促
進します。
通常、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常における制酸作用と症状の改善や、便秘症に用いら
れます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。
用法・用量（この薬の使い方）
・あなたの用法・用量は((　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:
医療担当者記入
))
・胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常：通常、成人は、
1
日
2g
を数回に分けて服用します
が、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。
便秘症：通常、成人は、
1
日
3
～
8g
を頓用または数回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増
減されます。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
・飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早�

製品の特徴

－1－
2023年10月改訂（第1版）
日本標準商品分類番号
872344
承認番号
16100AMZ00113000
販売開始
1986年3月
貯法：室温保存
有効期間：3年
制酸剤
日本薬局方 重質炭酸マグネシウム
重質炭酸マグネシウム「日医工」
MAGNESIUM CARBONATE
組成・性状
3.
組成
3.1
販売名
重質炭酸マグネシウム「日医工」
有効成分
1g中
炭酸マグネシウム（重質）
1g
製剤の性状
3.2
販売名
重質炭酸マグネシウム「日医工」
剤形・性状
内用細粒
白色のもろい塊又は粉末で、においはない。
効能又は効果
4.
下記疾患における制酸作用と症状の改善
胃・十二指腸潰瘍、胃炎（急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む）、
上部消化管機能異常（神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃
酸過多症を含む）
○
便秘症
○
用法及び用量
6.
〈制酸作用と症状の改善〉
炭酸マグネシウムとして、通常成人、1日2gを数回に分割経口投
与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
〈便秘症〉
炭酸マグネシウムとして、通常成人、1日3～8gを頓用又は数回に
分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
特定の背景を有する患者に関する注意
9.
合併症・既往歴等のある患者
9.1
心機能障害、肺機能障害のある患者
9.1.1
下痢のある患者
9.1.2
高マグネシウム血症の患者
9.1.3
腎機能障害患者
9.2
症状が悪化するおそれがある。
妊婦
9.5
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与す
ること。
授乳婦
9.6
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は
中止を検討すること。
高齢者
9.8
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
相互作用
10.
併用注意（併用に注意すること）
10.2
本剤は吸着作用、制酸作用等を有