球形吸着炭細粒「マイラン」

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

即購入

製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
08-11-2023

有効成分:

球形吸着炭

から入手可能:

ヴィアトリス製薬株式会社

INN(国際名):

Spherical carbon adsorbent

医薬品形態:

黒色球形の細粒剤

投与経路:

内服剤

適応症:

慢性腎不全における尿毒症毒素を消化管内で吸着し、便とともに排泄されることにより、食欲不振、口臭、吐き気、かゆみなどの尿毒症症状を改善し、透析導入を遅らせます。
通常、慢性腎不全(進行性)の尿毒症症状の改善および透析導入の遅延に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 ; シート記載: 球形吸着炭細粒「マイラン」、Spherical Adsorptive Carbon Fine Granules [Mylan]、2g

情報リーフレット

                                くすりのしおり
内服剤
2023
年
11
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:球形吸着炭細粒「マイラン」
主成分:
球形吸着炭
(Spherical carbon adsorbent)
剤形:
黒色球形の細粒剤
シート記載など:
球形吸着炭細粒「マイラン」、
Spherical Adsorptive Carbon
Fine Granules [Mylan]
、
2g
この薬の作用と効果について
慢性腎不全における尿毒症毒素を消化管内で吸着し、便とともに排泄されることにより、食欲不振、口
臭、吐き気、かゆみなどの尿毒症症状を改善し、透析導入を遅らせます。
通常、慢性腎不全(進行性)の尿毒症症状の改善および透析導入の遅延に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化管通過障害、消化管
潰瘍、食道静脈瘤がある。便秘を起こしやすい。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は((                           :
医療担当者記入
))
・通常、成人は
1
回
1
包(主成分として
2g
)を
1
日
3
回服用します。必ず指示された服用方法に従って
ください。
・本剤は吸着剤なので、他に薬を飲む場合は、同時に飲まないで、必ず
30
分~
1
時間ずらして飲ん
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                1
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
消化管に通過障害を有する患者[排泄に支障をきたすおそれが
ある。]
3. 組成・性状
3.1 組成
販売名
球形吸着炭細粒「マイラン」
有 効 成 分
1包中 球形吸着炭(石油系芳香族由来の球形微粒多孔質炭素を高温にて酸化
及び熱処理して得た球形吸着炭) 2.0g
3.2 製剤の性状
黒色球形の粒子である。
4. 効能又は効果
下記の疾患における尿毒症症状の改善及び透析導入の遅延
慢性腎不全(進行性)
5. 効能又は効果に関連する注意
5.1
進行性の慢性腎不全と診断された保存療法期の患者を対象とする
こと。
本剤適用の前には血清クレアチニンの上昇により進行性の慢性腎不
全であることを確認した上で、適用を考慮すること。
5.2
透析導入の遅延に関しては、本剤適用前の血清クレアチニン(S-Cr)
の上昇の割合が中等度以上(1ヵ月当りの1/S-Crの変化が0.01dL/mg
以上)であることを確認した上で、本剤の適用を考慮すること。こ
れに相当する血清クレアチニン値の変化の目安は次表の通りである。
1ヵ月前の血清クレアチニン値→現在の血清クレアチニン値
2.9mg/dL→3.0mg/dL
4.8mg/dL→5.0mg/dL
6.5mg/dL→7.0mg/dL
6. 用法及び用量
通常、成人に1日6gを3回に分割し、経口投与する。
7. 用法及び用量に関連する注意
本剤服用中においては、血清クレアチニン及び尿毒症症状の変化等
の経過を適宜観察し、投与開始6ヵ月を目標に投与継続の適否を検
討する。改善が見られない場合には、中止又は他の療法を考慮する
等の適切な処置を行うこと。
8. 重要な基本的注意
8.1
本剤服用中において改善が望めない状態に至った時は、透析療法
導入等の適切な処置を行うこと。
8.2
他剤を併用する場合
                                
                                完全なドキュメントを読む