炭酸ランタンOD錠500mg「フソー」

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

有効成分:

炭酸ランタン水和物

から入手可能:

扶桑薬品工業株式会社

INN（国際名）:

Lanthanum carbonate hydrate

医薬品形態:

白色〜灰白色の錠剤、直径13mm、厚さ5.4mm

投与経路:

内服剤

適応症:

消化管内で食事由来のリン酸イオンと結合して不溶性塩を形成し、腸管からのリン吸収を抑制することにより、血中リン濃度を低下させます。
通常、慢性腎臓病患者の高リン血症の改善に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 Lanthanum Carbonate OD Tablets 500mg "FUSO"; シート記載: (表面)炭酸ランタンOD錠500mg「フソー」、炭酸ランタン500、OD500
(裏面)Lanthanum Carbonate OD Tab.500mg"FUSO"、炭酸ランタンOD錠500mg「フソー」、高リン血症治療薬、OD500

情報リーフレット

くすりのしおり
内服剤
2020
年
12
月改訂
薬には効果（ベネフィット）だけでなく副作用（リスク）があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:炭酸ランタン OD 錠 500MG「フソー」
主成分:
炭酸ランタン水和物
(Lanthanum carbonate hydrate)
剤形:
白色～灰白色の錠剤、直径
13mm
、厚さ
5.4mm
シート記載など:(
表面
)
炭酸ランタン
OD
錠
500mg
「フソー」、炭酸ランタン
500
、
OD500
(
裏面
)Lanthanum Carbonate OD Tab.500mg"FUSO"
、炭酸ラン
タン
OD
錠
500mg
「フソー」、高リン血症治療薬、
OD500
この薬の作用と効果について
消化管内で食事由来のリン酸イオンと結合して不溶性塩を形成し、腸管からのリン吸収を抑制することに
より、血中リン濃度を低下させます。
通常、慢性腎臓病患者の高リン血症の改善に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腸管狭窄がある。腸管憩
室がある。腹膜炎または腹部外科手術の既往歴がある。消化管潰瘍またはその既往歴がある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。
用法・用量（この薬の使い方）
・あなたの用法・用量は((　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:
医療担当者記入
))
・通常、成人は初め
1
回ランタンとして
250mg
を
1
日
3
回食直後に服用します。以後、症状や血清

製品の特徴

－
1
－
2. 禁忌（次の患者には投与しないこと）
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
3. 組成・性状
3.1 組成
販売名
炭酸ランタンOD錠250mg
「フソー」
炭酸ランタンOD錠500mg
「フソー」
有効成分
1錠中
ランタン250mg
(炭酸ランタン水和物として
542mg)
1錠中
ランタン500mg
(炭酸ランタン水和物として
1,084mg)
添加剤
軽質無水ケイ酸、タルク、ステアリン酸マグネシウム、
その他3成分
3.2 製剤の性状
販売名
炭酸ランタンOD錠250mg
「フソー」
炭酸ランタンOD錠500mg
「フソー」
色・剤形
白色～灰白色の錠剤（口腔内崩壊錠）
外形
表面
裏面
側面
表面
裏面
側面
大きさ
直径
10.5mm
13mm
厚さ
4.6mm
5.4mm
質量
630mg
1,260mg
4. 効能・効果
慢性腎臓病患者における高リン血症の改善
5. 効能・効果に関連する注意
本剤は血中リンの排泄を促進する薬剤ではないので、食事療法
等によるリン摂取制限を考慮すること。
6. 用法・用量
通常、成人にはランタンとして1日750mgを開始用量とし、1日3
回に分割して食直後に経口投与する。以後、症状、血清リン濃
度の程度により適宜増減するが、最高用量は1日2,250mgとする。
7. 用法・用量に関連する注意
7.1
本剤投与開始時又は用量変更時には、1週間後を目安に血清リ
ン濃度の確認を行うことが望ましい。
7.2
増量を行う場合は増量幅をランタンとして1日あたりの用量で
750mgまでとし、1週間以上の間隔をあけて行うこと。
7.3
2週間で効果が認められない場合には、他の適切な治療法に切
り替えること。
8. 重要な基本的注意
本剤の投与にあたっては、定期的に血清リン、カルシウム及び
PTH濃度を測定しながら慎重に投与すること。血清リン及びカ
ルシウム濃度の管理目標値は学会のガイドライ