国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ロートエキス
丸石製薬株式会社
Scopolia extract
帯褐黄色〜灰黄褐色の散剤
内服剤
副交感神経節および神経筋接合部(末端)に作用して、抗コリン作用をあらわし、胃液分泌および胃腸管の運動亢進を抑制します。抗コリン作用のほか、軽度の局所麻酔作用を有し痛みを緩和します。
通常、胃酸過多、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、痙攣性便秘による分泌・運動亢進や疼痛の治療に使用されます。
英語の製品名 Scopolia Extract Powder "NIKKO"; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2019 年 01 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ロートエキス散「ニッコー」 主成分 : ロートエキス (Scopolia extract) 剤形 : 帯褐黄色~灰黄褐色の散剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 副交感神経節および神経筋接合部(末端)に作用して、抗コリン作用をあらわし、胃液分泌および胃腸管 の運動亢進を抑制します。抗コリン作用のほか、軽度の局所麻酔作用を有し痛みを緩和します。 通常、胃酸過多、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、痙攣性便秘による分泌・運動亢進や疼痛の治療に使用されま す。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、前立腺肥大によ る排尿障害、心疾患、麻痺性イレウスがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 日 0.2 ~ 0.9g (主成分として 20 ~ 90mg )を 2 ~ 3 回に分けて服用しますが、年齢・症 状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・飲み忘れた場合は思い出したときすぐに飲んでください 完全なドキュメントを読む
-1- 2023年12月改訂(第1版) 日本標準商品分類番号 871245 貯法:室温保存 有効期間:3年 承認番号 16000AMZ02262 規制区分:劇薬 販売開始 2004年2月 鎮痙剤 日本薬局方 ロートエキス散 2.禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、 症状を悪化させることがある。] 2.2 前立腺肥大による排尿障害のある患者[更に尿を出にくく することがある。] 2.3 重篤な心疾患のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化 させるおそれがある。] 2.4 麻痺性イレウスのある患者[消化管運動を抑制し、症状を 悪化させるおそれがある。] 3.組成・性状 3.1 組成 有効成分 100g中 日局ロートエキス 10g(総アルカ ロイドとして 0.085~0.110%) 添 加 剤 バレイショデンプン 3.2 製剤の性状 性 状 本品は帯褐黄色~灰黄褐色の粉末で、僅かに 弱いにおいがあり、味は僅かに苦い。 4.効能又は効果 下記疾患における分泌・運動亢進並びに疼痛 胃酸過多、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、痙攣性便秘 6.用法及び用量 総アルカロイドとして 0.95〜1.15%を含有するロートエキス として、通常成人 1日 20〜90mgを 2〜3回に分割経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 8.重要な基本的注意 視調節障害、散瞳、羞明、めまい等を起こすことがあるので、 本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に 従事させないように注意すること。 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 前立腺肥大のある患者(排尿障害のある患者を除く) 尿を出にくくすることがある。 9.1.2 うっ血性心不全のある患者 心拍数を増加させ、症状を悪化させるおそれ 完全なドキュメントを読む