国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
リネゾリド
沢井製薬株式会社
Linezolid
注射剤
注射剤
オキサゾリジノン系の抗菌剤で、細菌の蛋白合成を阻害することにより抗菌作用を示します。
通常、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、肺炎や、バンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウムによる各種感染症の治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2019 年 06 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : リネゾリド注射液 600MG 「サワイ」 主成分 : リネゾリド (Linezolid) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について オキサゾリジノン系の抗菌剤で、細菌の蛋白合成を阻害することにより抗菌作用を示します。 通常、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌( MRSA )による敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・ 熱傷および手術創などの二次感染、肺炎や、バンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシウムによる各 種感染症の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人および 12 歳以上の小児は 1 日 2 回、点滴で静脈内に注射します。通常、 12 歳未満の小児は 1 日 3 回、点滴で静脈内に注射します。 ・具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。 生活上の注意 ・血圧上昇、動悸があらわれることがありますので、チーズ、ビール、赤ワイン 完全なドキュメントを読む
- 1 - 1. 警告 本剤の耐性菌の発現を防ぐため、「5.効能又は効果に関連す る注意」、「8.重要な基本的注意」の項を熟読の上、適正使用 に努めること。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 容 量 1袋300mL 有効成分 [1袋中] リネゾリド 600mg 添加剤 [1袋中] ブドウ糖 13.702g クエン酸ナトリウム クエン酸 pH調節剤 3.2 製剤の性状 剤形・性状 無色~黄色澄明の注射液 pH 4.4~5.2 浸透圧比 (生理食塩液に対する比) 約1 4. 効能又は効果 ○ 〈適応菌種〉 本剤に感性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) 〈適応症〉 敗血症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手 術創等の二次感染、肺炎 ○ 〈適応菌種〉 本剤に感性のバンコマイシン耐性エンテロコッカス・フェシ ウム 〈適応症〉 各種感染症 5. 効能又は効果に関連する注意 5.1 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則 として他の抗菌薬及び本剤に対する感受性(耐性)を確認するこ と。[18.2.1参照] 6. 用法及び用量 通常、成人及び12歳以上の小児にはリネゾリドとして1日 1200mgを2回に分け、1回600mgを12時間ごとに、それぞれ30 分~2時間かけて点滴静注する。 通常、12歳未満の小児にはリネゾリドとして1回10mg/kgを 8時間ごとに、それぞれ30分~2時間かけて点滴静注する。な お、1回投与量として600mgを超えないこと。 7. 用法及び用量に関連する注意 7.1 点滴静注、経口投与及び切り替え投与のいずれの投与方法に おいても、28日を超える投与の安全性及び有効性は検討されて いない。したがって、原則として本剤の投与は28日を超えない ことが望 完全なドキュメントを読む