国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
メトトレキサート
ファイザー株式会社
Methotrexate
注射剤
注射剤
メトトレキサート・ロイコボリン救援療法は、大量のメトトレキサートにより癌細胞内にメトトレキサートを受動的に取り込ませ、癌細胞の増殖を抑制し効果を発揮します。一定時間後にメトトレキサートの解毒剤であるロイコボリンを使用しメトトレキサートの毒性を軽減します。
通常、肉腫、急性白血病、悪性リンパ腫の治療に用いられます。
英語の製品名 METHOTREXATE INJECTION 1000mg; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2022 年 11 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : メソトレキセート点滴静注液 1000MG 主成分 : メトトレキサート (Methotrexate) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について メトトレキサート・ロイコボリン救援療法は、大量のメトトレキサートにより癌細胞内にメトトレキサー トを受動的に取り込ませ、癌細胞の増殖を抑制し効果を発揮します。一定時間後にメトトレキサートの解 毒剤であるロイコボリンを使用しメトトレキサートの毒性を軽減します。 通常、肉腫、急性白血病、悪性リンパ腫の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎障害、胸水、 腹水がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 週間に 1 回約 6 時間かけて静脈内に点滴します。使用間隔は 1 ~ 4 週間です。 ・効果を見ながら使用期間を決めていきます。 ・この注射をする前に、血液検査で肝炎ウイルス感染の有無を調べます。 ・治療をする前に臨床検査(血液 完全なドキュメントを読む
009 1 *2022年10月改訂(第1版) 日本標準商品分類番号 874222 貯 法:室温保存 有効期間:2年又は3年 葉酸代謝拮抗剤 メトトレキサート注射液 劇薬、処方箋医薬品 注) 注)注意-医師等の処方箋により使用すること 200mg 1000mg 承認番号 22000AMX00979 22400AMX00984 販売開始 1988年8月 2013年2月 1. 警告 メトトレキサート・ロイコボリン救援療法は高度の危険性を伴う ので、投与中及び投与後の一定期間は患者を医師の監督下に置く こと。 また、緊急時に十分に措置できる医療施設及び癌化学療法に十分 な経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例につ いてのみ行うこと。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者 2.2 肝障害のある患者[9.3参照] 2.3 腎障害のある患者[9.2参照] 2.4 胸水、腹水等のある患者[胸水、腹水等に長時間貯留して毒性 が増強されることがある。] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 メソトレキセート点滴静注液 200mg メソトレキセート点滴静注液 1000mg 容量 8mL 40mL 有効成分 1バイアル中 日局 メトトレキサート 200mg 1バイアル中 日局 メトトレキサート 1000mg 添加剤 pH調節剤 等張化剤 3.2 製剤の性状 販売名 メソトレキセート点滴静注液 200mg メソトレキセート点滴静注液 1000mg pH 8.0~9.0 浸透圧比 (生理食塩液に対する比) 約0.9 性状 本剤は黄色澄明の水性注射液である。 4. 効能又は効果 メトトレキサート・ロイコボリン救援療法 ○肉腫(骨肉腫、軟部肉腫等) ○急性白血病の中枢神経系及び睾丸への浸潤に対する寛解 ○悪性リンパ腫の中枢神経系への浸潤に対する寛解 6. 用法及び用量 メトトレキサート・ロイコボリン救援療法 ・肉腫 メト 完全なドキュメントを読む