国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ネシツムマブ
日本化薬株式会社
遺伝子組換え
注射剤
注射剤
がん細胞の増殖に関連する因子(EGFR:上皮細胞増殖因子受容体)を阻害することにより、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、切除不能な進行・再発の扁平上皮非小細胞肺がんの治療に用いられます。
英語の製品名 Portrazza Injection; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2024 年 03 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ポートラーザ点滴静注液 800MG 主成分 : ネシツムマブ(遺伝子組換え) (Necitumumab (genetical recombination)) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について がん細胞の増殖に関連する因子( EGFR :上皮細胞増殖因子受容体)を阻害することにより、がん細胞の 増殖を抑えます。 通常、切除不能な進行・再発の扁平上皮非小細胞肺がんの治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血栓塞栓症またはその既 往歴、間質性肺疾患またはその既往歴がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 週間に 1 回、点滴で静脈内に注射します。 2 週連続して注射し、そのあと 1 週間休薬します。 これを 1 コースとして繰り返します。 ・効果を見ながら使用期間を決めていきます。具体的な使用期間については、医師にお聞きください。 生活上の注意 ・医師の指示に従って定期的に検査を受けてください(治療中は血中の 完全なドキュメントを読む
1 . 警告 本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん 化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の 投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること。 また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び 危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。 2 . 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者 3 . 組成・性状 3.1 組成 販売名 ポートラーザ点滴静注液 800mg 容量(1バイアル) 50mL 成分・含量 (1バイアル中) ネシツムマブ(遺伝子組換え) 800mg 添 加 物 クエン酸ナトリウム水和物 127.5mg 無水クエン酸 12.8mg グリシン 499.2mg 塩化ナトリウム 116.9mg D-マンニトール 455.5mg ポリソルベート80 5.0mg 本剤は、マウスミエローマ細胞を用いて製造される。製造工 程の培地成分としてウシ血清由来成分(アルブミン)を使用 している。 3.2 製剤の性状 販売名 ポートラーザ点滴静注液 800mg 性状・剤形 無色~微黄色の澄明又はわずかに乳白光を 呈する液(注射剤) pH 5.7~6.3 浸透圧比 (生理食塩液 に対する比) 約1 4 . 効能・効果 切除不能な進行・再発の扁平上皮非小細胞肺癌 5 . 効能・効果に関連する注意 5.1 本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立して いない。 5.2「17 . 臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び 安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。 [17 . 1 . 1、17 . 1 . 2参照] 6 . 用法・用量 ゲムシタビン及びシスプラチンとの併用において、通常、成 人にはネシツムマブ(遺伝 完全なドキュメントを読む