国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ポビドンヨード
日新製薬株式会社
Povidone-Iodine
暗赤褐色の液剤
外用剤
ヨウ素により、創傷した皮膚・粘膜の細菌、真菌、ウイルスを消毒します。
通常、手術部位(手術野)の皮膚の消毒、手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒、熱傷皮膚面の消毒、感染皮膚面の消毒に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 外用剤 2019 年 08 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ポビドンヨード外用液 10 %「日新」 主成分 : ポビドンヨード (Povidone-Iodine) 剤形 : 暗赤褐色の液剤 シート記載など : この薬の作用と効果について ヨウ素により、創傷した皮膚・粘膜の細菌、真菌、ウイルスを消毒します。 通常、手術部位(手術野)の皮膚の消毒、手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消 毒、熱傷皮膚面の消毒、感染皮膚面の消毒に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ヨウ素過敏症の既往歴が ある。甲状腺機能に異常がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、手術部位(手術野)の皮膚や手術部位(手術野)の粘膜に塗布します。 また、皮膚・粘膜の創傷部位、熱傷皮膚面、感染皮膚面の患部に塗布します。必ず指示された使用方法 に従ってください。 ・この薬を使う前に石鹸などで洗った場合は、よく洗い流してから使用してください。石鹸分が残ってい ると、この 完全なドキュメントを読む
-1- 2024年2月改訂(第1版) 貯 法:室温保存 有効期間:3年 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤又はヨウ素に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 ポビドンヨード外用液10%「日新」 有効成分 1mL中 日本薬局方ポビドンヨード100mg (有効ヨウ素として10mg) 添加剤 ラウロマクロゴール、pH調節剤 3.2 製剤の性状 販売名 ポビドンヨード外用液10%「日新」 性 状 暗赤褐色の液で、特異なにおいがある(無菌製剤) pH 2.0~4.5 比重 d 20 20 約1.0 4. 効能又は効果 手術部位(手術野)の皮膚の消毒、手術部位(手術野)の粘膜の 消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒、熱傷皮膚面の消毒、感染皮 膚面の消毒 6. 用法及び用量 〈手術部位(手術野)の皮膚の消毒、手術部位(手術野)の粘膜の消 毒〉 本剤を塗布する。 〈皮膚・粘膜の創傷部位の消毒、熱傷皮膚面の消毒、感染皮膚面の消 毒〉 本剤を患部に塗布する。 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 甲状腺機能に異常のある患者 血中ヨウ素の調節ができず甲状腺ホルモン関連物質に影響を与え るおそれがある。 9.1.2 重症の熱傷患者 ヨウ素の吸収により、血中ヨウ素値が上昇することがある。 9.5 妊婦 妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性 が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 長期にわたる広範囲の使用を避けること 1) 。 本剤を妊婦の腟内に長期間使用し、新生児に一過性の甲状腺機能 低下があらわれたとの報告がある 2) 。 9.6 授乳婦 治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は 中止を検討すること。 長期にわたる広範囲の使用 完全なドキュメントを読む