国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ボリコナゾール
共和薬品工業株式会社
Voriconazole
白色の錠剤、長径約14.2mm、短径約7.1mm、厚さ約4.7mm
内服剤
真菌(カビの一種)の細胞膜成分の生合成を阻害することにより、体内の真菌感染症に効果を示します。
通常、重症・難治性の真菌感染症(アスペルギルス症、カンジダ症、クリプトコックス症など)の治療や造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載: (表)ボリコナゾール 200mg「アメル」 200
(裏)Voriconazole 200mg《AMEL》 ボリコナゾール200mg「アメル」
くすりのしおり 内服剤 2019 年 12 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ボリコナゾール錠 200MG 「アメル」 主成分 : ボリコナゾール (Voriconazole) 剤形 : 白色の錠剤、長径約 14.2mm 、短径約 7.1mm 、厚さ約 4.7mm シート記載など : (表)ボリコナゾール 200mg 「アメル」 200 (裏) Voriconazole 200mg 《 AMEL 》 ボリコナゾール 200mg 「アメル」 この薬の作用と効果について 真菌(カビの一種)の細胞膜成分の生合成を阻害することにより、体内の真菌感染症に効果を示します。 通常、重症・難治性の真菌感染症(アスペルギルス症、カンジダ症、クリプトコックス症など)の治療や 造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能が低下している、 不整脈があるおよび不整脈を発現しやすい状態にある。 ・妊娠、妊娠している可能瀬がある、授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・成人(体重 40kg 以上) :通常、初日に 1 回主成分として 300mg を 1 日 2 回、 2 日目以降は 1 回 150mg 完全なドキュメントを読む
1. 警告 1.1 本剤による治療にあたっては、感染症の治療に十分な 知識と経験を持つ医師又はその指導のもとで、重症又は 難治性の真菌感染症患者を対象に行うこと。 1.2 重篤な肝障害があらわれることがあるので、投与にあ たっては、観察を十分に行い、肝機能検査を定期的に行 うこと。異常が認められた場合には投与を中止し、適切 な処置を行うこと。[8.2、 11.1.3 参照] 1.3 羞明、霧視、視覚障害等の症状があらわれ、本剤投与 中止後も症状が持続することがある。本剤投与中及び投 与中止後もこれらの症状が回復するまでは、自動車の運 転等危険を伴う機械の操作には従事させないように十分 注意すること。[8.5、 11.2 参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) * * 2.1 次の薬剤を投与中の患者:リファンピシン、リファブ チン、エファビレンツ、リトナビル、ロピナビル・リト ナビル、ニルマトレルビル・リトナビル、カルバマゼピ ン、バルビタール、フェノバルビタール、ピモジド、キ ニジン、イバブラジン、麦角アルカロイド(エルゴタミ ン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン、ジヒ ドロエルゴタミン、エルゴメトリン、メチルエルゴメト リン)、トリアゾラム、チカグレロル、アスナプレビル、 ロミタピド、ブロナンセリン、スボレキサント、リバー ロキサバン、リオシグアト、アゼルニジピン、オルメサ ルタン メドキソミル・アゼルニジピン、ベネトクラク ス(再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球 性リンパ腫を含む)の用量漸増期)、アナモレリン、ルラ シドン、イサブコナゾニウム[10.1 参照] 2.2 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者 2.3 妊 完全なドキュメントを読む