国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
カボテグラビルナトリウム
ヴィーブヘルスケア株式会社
Cabotegravir sodium
白色の錠剤、長径約14.5mm、短径約8.1mm、厚さ約5.2mm
内服剤
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)のインテグラーゼ(組込み酵素)を阻害して、抗ウイルス作用を示します。
通常、HIV-1感染症の治療に用いられます。
英語の製品名 VOCABRIA 30mg Tablets; シート記載: SV CTV
くすりのしおり 内服剤 2022 年 06 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ボカブリア錠 30MG 主成分 : カボテグラビルナトリウム (Cabotegravir sodium) 剤形 : 白色の錠剤、長径約 14.5mm 、短径約 8.1mm 、厚さ約 5.2mm シート記載など :SV CTV この薬の作用と効果について ヒト免疫不全ウイルス( HIV )のインテグラーゼ(組込み酵素)を阻害して、抗ウイルス作用を示しま す。 通常、 HIV-1 感染症の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・リルピビリン経口剤との併用において、通常、成人は、 1 回 1 錠(カボテグラビルとして 30mg )を 1 日 1 回、食事中または食直後に服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・ 1 ヵ月間を目安に(少なくとも 28 日間)服用します。 ・この薬は、カボテグラビル注射剤の使用に先立って、カボテグラビルへの忍容性(副作用があらわれた としても、十分耐えられる程度であること)を確認するために使用されます。 完全なドキュメントを読む
-1- 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 リファンピシン、フェニトイン、ホスフェニトイン、フェ ノバルビタール、カルバマゼピンを投与中の患者[10.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 ボカブリア錠30mg 有効成分 1錠中 カボテグラビルナトリウム31.62mg (カボテグラビルとして30mg) 添加剤 乳糖水和物、結晶セルロース、ヒプロメロース、 デンプングリコール酸ナトリウム、ステアリン酸 マグネシウム、酸化チタン、マクロゴール400 3.2 製剤の性状 販売名 ボカブリア錠30mg 剤形・性状 白色のフィルムコーティング錠 識別コード SV CTV 表 (長径×短径) 約14.5mm×約8.1mm 裏 側面 (厚さ) 約5.2mm 質量 515mg 4. 効能又は効果 HIV-1感染症 5. 効能又は効果に関連する注意 5.1 本剤は、ウイルス学的失敗の経験がなく、切り替え前6ヵ月間以 上においてウイルス学的抑制(ヒト免疫不全ウイルス[HIV]-1 RNA量が50copies/mL未満)が得られており、カボテグラビル 及びリルピビリンに対する耐性関連変異を持たず、本剤への切 り替えが適切であると判断される抗HIV薬既治療患者に使用す ること。[17.1.1-17.1.3参照] 5.2 本剤による治療にあたっては、患者の治療歴及び可能な場合 には薬剤耐性検査(遺伝子型解析あるいは表現型解析)を参考 にすること。 5.3 本剤は以下の場合に限り使用すること。 ・長時間作用型の薬剤であるカボテグラビル注射剤の投与に先 立って、経口導入としてカボテグラビルへの忍容性を確認する。 ・カボテグラビル注射剤を予定するスケジュール通りに投与で きない場合の代替薬として使用する。 6. 用法及び用量 リルピビリン塩酸塩との併用 完全なドキュメントを読む