国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
プロチレリン酒石酸塩水和物
日医工株式会社
Protirelin tartrate hydrate
注射剤
注射剤
中脳‐辺縁ドーパミン系の賦活などにより、自発運動亢進作用、覚醒促進作用、脳波賦活作用を示します。小脳内ノルアドレナリンの代謝回転促進作用により運動失調を改善します。
通常、頭部外傷・くも膜下出血(意識障害固定3週以内)に伴う遷延性意識障害(昏睡、半昏睡を除く)の治療、脊髄小脳変性症における運動失調の改善に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2019 年 07 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : プロチレリン酒石酸塩注射液 2MG 「日医工」 主成分 : プロチレリン酒石酸塩水和物 (Protirelin tartrate hydrate) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 中脳 辺縁ドーパミン系の賦活などにより、自発運動亢進作用、覚醒促進作用、脳波賦活作用を示します。 ‐ 小脳内ノルアドレナリンの代謝回転促進作用により運動失調を改善します。 通常、頭部外傷・くも膜下出血(意識障害固定 3 週以内)に伴う遷延性意識障害(昏睡、半昏睡を除く) の治療、脊髄小脳変性症における運動失調の改善に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・遷延性意識障害:通常、成人は 1 日 1 回、静脈内に注射、または点滴で静脈内に注射します。 脊髄小脳変性症:通常、成人は 1 日 1 回、筋肉内または静脈内に注射します。 ・遷延性意識障害:通常、 10 日間注射します。 脊髄小脳変性症:通 完全なドキュメントを読む
2024年 2月改訂(第1版) 日本標準商品分類番号 87119 1mg 2mg 承認番号 23000AMX00877000 23000AMX00878000 販売開始 2007年7月 2007年7月 貯法:室温保存 有効期間:3年 遷延性意識障害治療剤 脊髄小脳変性症治療剤 処方箋医薬品 注) プロチレリン酒石酸塩注射液1MG「日医工」 プロチレリン酒石酸塩注射液2MG「日医工」 PROTIRELIN TARTRATE INJECTION プロチレリン酒石酸塩水和物注射液 注)注意-医師等の処方箋により使用すること 組成・性状 3. 組成 3.1 販売名 プロチレリン酒石酸塩 注射液1mg「日医工」 プロチレリン酒石酸塩 注射液2mg「日医工」 有効成分 1管(1mL)中 プロチレリン酒石酸塩 水和物 1.464mg (プロチレリンとして1.0mg) 1管(1mL)中 プロチレリン酒石酸塩 水和物 2.928mg (プロチレリンとして2.0mg) 添加剤 1管中 D-ソルビトール 50.0mg、塩化ナトリウム 0.3mg、塩 化カリウム 0.46mg、pH調節剤 適量 製剤の性状 3.2 販売名 プロチレリン酒石酸塩 注射液1mg「日医工」 プロチレリン酒石酸塩 注射液2mg「日医工」 剤形・性状 水性注射剤 無色澄明の液 pH 5.5~6.5 浸透圧比 0.9~1.1 (生理食塩液に対する比) 1.0~1.2 (生理食塩液に対する比) 効能又は効果 4. 下記疾患に伴う昏睡、半昏睡を除く遷延性意識障害 ○ ・頭部外傷 ・くも膜下出血、ただし、意識障害固定期間3週以内 脊髄小脳変性症における運動失調の改善 ○ 用法及び用量 6. 〈遷延性意識障害の場合(ただし、昏睡、半昏睡を除く)〉 通常、成人には疾患に応じて、下記の用量を1日1回10日間静注又 は点滴静注する。静脈内注射の場合は、生理食塩液、ブドウ糖注 射液又は注射用水5~10mLに希釈して、徐々に注射する。 1)頭部外傷:1回プロチレリン酒石酸塩水和物として0.732 完全なドキュメントを読む