国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ドキシフルリジン
太陽ファルマ株式会社
Doxifluridine
淡赤白色/白色のカプセル剤
内服剤
がん細胞遺伝子の合成や機能を阻害することにより、がん細胞の増殖を抑える作用があります。
通常、胃がん、結腸・直腸がん、乳がん、子宮頸がん、膀胱がんの治療に用いられます。
英語の製品名 FURTULON Capsule 200; シート記載: フルツロン 200mg
くすりのしおり 内服剤 2019 年 01 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : フルツロンカプセル 200 主成分 : ドキシフルリジン (Doxifluridine) 剤形 : 淡赤白色 / 白色のカプセル剤 シート記載など : フルツロン 200mg この薬の作用と効果について がん細胞遺伝子の合成や機能を阻害することにより、がん細胞の増殖を抑える作用があります。 通常、胃がん、結腸・直腸がん、乳がん、子宮頸がん、膀胱がんの治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。テガフール・ギメラシ ル・オテラシルカリウム配合剤を使用中止後 7 日以内、骨髄機能抑制、腎障害、肝障害、感染症、心疾 患または以前に心疾患にかかったことがある、消化管潰瘍または消化管出血、水痘 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 日 4 ~ 6 カプセル(主成分として 800 ~ 1,200mg )を 3 ~ 4 回に分けて服用しますが、年齢・ 症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・飲み忘れた場合は、飲み忘れ 完全なドキュメントを読む
( 1 ) 1. 警告 テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤との併用 により、重篤な血液障害等の副作用が発現するおそれがあるの で、併用を行わないこと。[2.2、10.1参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者 2.2 テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中 の患者及び投与中止後7日以内の患者[1.、10.1参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 フルツロン カプセル200 有効成分 1カプセル中 日局ドキシフルリジン 200mg 添加剤 内容物:乳糖水和物、トウモロコシデンプン、 タルク、ステアリン酸マグネシウム カプセル:酸化チタン、三二酸化鉄、ラウリ ル硫酸ナトリウム、ゼラチン 3.2 製剤の性状 販売名 フルツロン カプセル200 色 キャップ 淡赤白色 ボディー 白色 剤形 硬カプセル(2号) 外形 識別コード フルツロン/200 平均重量 約278mg 4. 効能又は効果 ○胃癌、結腸・直腸癌、乳癌、子宮頸癌、膀胱癌 6. 用法及び用量 通常、1日量としてドキシフルリジン800~1200mgを3~4回に分け て経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 8. 重要な基本的注意 8.1 骨髄機能抑制等の重篤な副作用が起こることがあるので、定期 的(特に投与初期は頻回)に臨床検査(血液検査、肝機能・腎機 能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。[9.1.1、 9.1.2、11.1.3参照] 8.2 感染症・出血傾向の発現又は悪化に十分注意すること。 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 骨髄機能抑制のある患者 骨髄機能抑制が増強するおそれがある。[8.1、11.1.3参照] 9.1.2 感染症を合併している患者 骨 完全なドキュメントを読む