フルダラ静注用50mg

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
05-07-2023

有効成分:

フルダラビンリン酸エステル

から入手可能:

サノフィ株式会社

INN(国際名):

Fludarabine phosphate

医薬品形態:

注射剤

投与経路:

注射剤

適応症:

抗がん剤のなかの代謝拮抗剤と呼ばれるグループに属する薬で、DNAやRNAの合成、DNAの修復を阻害することにより、がん化したリンパ球の増殖を抑えます。
通常、貧血または血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病、再発または難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫・マントル細胞リンパ腫・急性骨髄性白血病の治療、同種造血幹細胞移植の前治療、腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 ; シート記載:

情報リーフレット

                                くすりのしおり
注射剤
2022
年
08
月作成
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名
:
フルダラ静注用
50MG
主成分
:
フルダラビンリン酸エステル
(Fludarabine phosphate)
剤形
:
注射剤
シート記載など
:
この薬の作用と効果について
抗がん剤のなかの代謝拮抗剤と呼ばれるグループに属する薬で、
DNA
や
RNA
の合成、
DNA
の修復を阻
害することにより、がん化したリンパ球の増殖を抑えます。
通常、貧血または血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病、再発または難治性の低悪性度
B
細胞性非ホジ
キンリンパ腫・マントル細胞リンパ腫・急性骨髄性白血病の治療、同種造血幹細胞移植の前治療、腫瘍特
異的
T
細胞輸注療法の前処置に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症にかかってい
る、
B
型肝炎ウイルスキャリア、または過去に
B
型肝炎ウイルスに感染したことがある(
HBs
抗原が陰
性で、
HBc
抗体、または
HBs
抗体が陽性の人)、腎臓の機能が低下している、肝臓に障害がある。
・妊娠、妊娠している可能性がある女性または授乳中。
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は
((
                 
                                
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製品の特徴

                                1
1.警告
1.1
本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、造
血器悪性腫瘍の治療に十分な知識・経験を持つ医師のもと
で、本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与
すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に
本剤の有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投
与すること。
同種造血幹細胞移植の前治療として本剤を使用する場合に
は、同種造血幹細胞移植に十分な知識・経験を持つ医師の
もとで、適切と判断される症例についてのみ投与すること。
1.2
骨髄抑制により感染症又は出血傾向等の重篤な副作用が
増悪又は発現することがあるので、頻回に臨床検査(血液
検査、肝機能・腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を
十分に観察すること。[8.1、9.1.1、11.1.1、11.1.5
参照]
1.3
遷延性のリンパ球減少により、重症の免疫不全が増悪又
は発現する可能性があるので、頻回に臨床検査(血液検査等)
を行うなど、免疫不全の徴候について綿密な検査を行うこ
と。[8.2 参照]
1.4
致命的な自己免疫性溶血性貧血が報告されているので、
自己免疫性溶血性貧血の既往歴の有無、クームス試験の結
果に拘わらず、溶血性貧血の徴候について綿密な検査を行
うこと。[11.1.6 参照]
1.5
放射線非照射血の輸血により移植片対宿主病(GVHD:
graft versus host disease)があらわれることがあるので、
本剤による治療中又は治療後の患者で輸血を必要とする場
合は、照射処理された血液を輸血すること。[11.1.6
参照]
1.6
ペントスタチンとの併用により致命的な肺毒性が報告さ
れているので併用しないこと。[2.3、10.1 参照]
2.禁忌
(次の患者には投与し
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

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