フルスルチアミン静注50mg「トーワ」

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

有効成分:

フルスルチアミン塩酸塩

から入手可能:

東和薬品株式会社

INN（国際名）:

Fursultiamine hydrochloride

医薬品形態:

注射剤

投与経路:

注射剤

適応症:

ビタミンB₁の誘導体で、天然のビタミンB₁より体内で利用されやすいようにした薬です。神経機能や心筋代謝の障害を改善する作用、腸のぜん動運動を亢進する作用などがあります。
通常、ビタミンB₁欠乏症の予防や治療、食事からの摂取が不十分な際の補給（消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など）、ウェルニッケ脳症、脚気衝心などの治療に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 ; シート記載:

情報リーフレット

くすりのしおり
注射剤
2017
年
12
月作成
薬には効果（ベネフィット）だけでなく副作用（リスク）があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名
:
フルスルチアミン静注
50MG
「トーワ」
主成分
:
フルスルチアミン塩酸塩
(Fursultiamine hydrochloride)
剤形
:
注射剤
シート記載など
:
この薬の作用と効果について
ビタミン
B
1
の誘導体で、天然のビタミン
B
1
より体内で利用されやすいようにした薬です。神経機能や心
筋代謝の障害を改善する作用、腸のぜん動運動を亢進する作用などがあります。
通常、ビタミン
B
1
欠乏症の予防や治療、食事からの摂取が不十分な際の補給（消耗性疾患、甲状腺機能亢
進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など）、ウェルニッケ脳症、脚気衝心などの治療に用いられ
ます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。
用法・用量（この薬の使い方）
・あなたの用法・用量は
((

:
医療担当者記入
))
・通常、成人は静脈内に注射します。
・症状を見ながら使用期間を決めていきます。
生活上の注意
この薬を使ったあと気をつけていただくこと（副作用）
主な副作用として、発疹、吐き気、嘔吐、舌炎、

製品の特徴

2024年3月改訂（第1版）
日本標準商品分類番号
873122
注10mg
静注25mg
静注50mg
承認番号 22900AMX00628
22900AMX00629
22900AMX00630
販売開始
1990年7月
1990年9月
貯
法：室温保存
有効期間：3年
ビタミンB
1
誘導体製剤
処方箋医薬品
注)
FURSULTIAMINE INJECTION 10mg “TOWA”/ INTRAVENOUS INJECTION
25mg “TOWA”/ INTRAVENOUS INJECTION 50mg “TOWA”
フルスルチアミン塩酸塩注射液
注）注意－医師等の処方箋により使用すること
禁忌（次の患者には投与しないこと）
2.
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
組成・性状
3.
組成
3.1
販売名
フルスルチアミン
注10mg「トーワ」
フルスルチアミン
静注25mg「トーワ」
フルスルチアミン
静注50mg「トーワ」
有効成分
1管(2mL)中
日局 フルスルチ
アミン塩酸塩
………10.916mg
(フルスルチアミンとして10mg)
1管(10mL)中
日局 フルスルチ
アミン塩酸塩
………27.29mg
(フルスルチアミンとして25mg)
1管(20mL)中
日局 フルスルチ
アミン塩酸塩
………54.58mg
(フルスルチアミンとして50mg)
添加剤
ブドウ糖 …100mg
pH調節剤(塩酸、
水 酸 化 ナ ト リ ウ
ム)
ブドウ糖 ………2g
pH調節剤(塩酸、
水 酸 化 ナ ト リ ウ
ム)
ブドウ糖 ………4g
pH調節剤(塩酸、
水 酸 化 ナ ト リ ウ
ム)
製剤の性状
3.2
販売名
フルスルチアミン
注10mg「トーワ」
フルスルチアミン
静注25mg「トーワ」
フルスルチアミン
静注50mg「トーワ」
性状
無色澄明の液
pH
3.0～4.3
3.3～4.3
3.3～4.3
浸透圧比
(生理食塩液
に対する比)
1.0～1.3
4.8～5.8
4.8～5.8
効能又は効果
4.
ビタミンB
1
欠乏症の予防及び治療
〇
ビタミンB
1
の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給
（消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉
体労働時等）
〇
ウェルニッケ脳症
〇
脚気衝�