国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
フラボキサート塩酸塩
沢井製薬株式会社
Flavoxate hydrochloride
白色の錠剤、直径9.2mm、厚さ4.9mm
内服剤
膀胱排尿筋を弛緩させ、膀胱容量を増大させるとともに、膀胱平滑筋の緊張性を保ち、正常排尿力を保持します。
通常、神経性頻尿、慢性前立腺炎、慢性膀胱炎に伴う頻尿、残尿感の治療に用いられます。
英語の製品名 FLAVOXATE HYDROCHLORIDE Tablets 200mg "SAWAI"; シート記載: フラボキサート 塩酸塩200mg「サワイ」、SW-601、Flavoxate Hydrochloride 200mg「SAWAI」
くすりのしおり 内服剤 2014 年 12 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : フラボキサート塩酸塩錠 200MG 「サワイ」 主成分 : フラボキサート塩酸塩 (Flavoxate hydrochloride) 剤形 : 白色の錠剤、直径 9.2mm 、厚さ 4.9mm シート記載など : フラボキサート 塩酸塩 200mg 「サワイ」、 SW- 601 、 Flavoxate Hydrochloride 200mg 「 SAWAI 」 この薬の作用と効果について 膀胱排尿筋を弛緩させ、膀胱容量を増大させるとともに、膀胱平滑筋の緊張性を保ち、正常排尿力を保持 します。 通常、神経性頻尿、慢性前立腺炎、慢性膀胱炎に伴う頻尿、残尿感の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。幽門、十二指腸および腸 管が閉塞している、下部尿路の通過障害 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 1 錠(主成分として 200mg )を 1 日 3 回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・ 症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早 完全なドキュメントを読む
- 1 - 4 校 ① フ ラ ボ キ サ ー ト 塩 酸 塩 錠 2 0 0 ㎎ 「 サ ワ イ 」 : 1 8 1 X あ 1 ペ ー ジ 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 幽門、十二指腸及び腸管が閉塞している患者[弱い副交感 神経抑制作用により、腸管運動が抑制される。] 2.2 下部尿路に高度の通過障害のある患者[弱い副交感神経抑 制作用があるので、排尿筋を弛緩、膀胱括約筋を収縮させ るおそれがある。] 3. 組成・性状 3.1 組成 有効成分 [1錠中] 日局フラボキサート塩酸塩 200mg 添加剤 カルナウバロウ、カルメロース、酸化チタン、ステアリン酸 Mg、トウモロコシデンプン、ヒプロメロース、ポリビニル アルコール(部分けん化物)、マクロゴール6000 3.2 製剤の性状 外 形 剤 形 フィルムコーティング錠 性 状 白色 直径(mm) 9.2 厚さ(mm) 4.9 重量(mg) 約258 識別コード SW 601 4. 効能又は効果 下記疾患に伴う頻尿、残尿感 神経性頻尿、慢性前立腺炎、慢性膀胱炎 6. 用法及び用量 通常成人1回1錠、1日3回経口投与する。 年令、症状により適宜増減する。 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.1 緑内障の患者 弱い副交感神経抑制作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させ るおそれがある。 9.3 肝機能障害患者 9.3.1 肝障害あるいはその既往歴のある患者 副作用として肝障害が報告されている。[11.1.2参照] 9.5 妊婦 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが 望ましい。動物実験(マウス、ラット)で胎児毒性が認められて いる。 9.6 授乳婦 治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又 は中止を検討すること。 9.7 小児等 投与しないことが望 完全なドキュメントを読む