国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
フルベストラント
アストラゼネカ株式会社
Fulvestrant
注射剤
注射剤
エストロゲン受容体(ER)の分解を促進し、エストロゲンのERへの結合を阻害することにより乳癌細胞の増殖を抑えると考えられています。
通常、乳癌の治療に用いられます。
英語の製品名 Faslodex intramuscular injection 250mg; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2024 年 03 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : フェソロデックス筋注 250MG 主成分 : フルベストラント (Fulvestrant) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について エストロゲン受容体( ER )の分解を促進し、エストロゲンの ER への結合を阻害することにより乳癌細胞 の増殖を抑えると考えられています。 通常、乳癌の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、左右の臀部の筋肉内に注射します。初回、 2 週後、 4 週後、その後は 4 週ごとに注射します。閉経 前乳癌の場合は、他の注射剤( LH-RH アゴニスト)と他の抗悪性腫瘍剤と併用します。 効果を見ながら長期間使用する場合があります。 生活上の注意 ・使用中あるいは、最終の注射後 2 年間は妊娠しないように、適切な方法で避妊してください。 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、 完全なドキュメントを読む
2024年3月改訂(第3版、用法変更) * * 2024年2月改訂(第2版) * 日本標準商品分類番号 874291 承認番号 22300AMX01209 販売開始 2011年11月 貯 法:2~8℃にて保存 有効期間:4年 抗エストロゲン剤/乳癌治療剤 フルベストラント注射剤 注)注意-医師等の処方箋により使用すること FAS-11.0 劇薬、処方箋医薬品 注) 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2. 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 2.1 授乳婦[9.6参照] 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.3 組成・性状 3. 組成 3.1 販売名 フェソロデックス筋注250mg 有効成分 1筒(5mL)中 フルベストラント 250mg 添加剤 1筒(5mL)中 エ タ ノ ー ル 5 0 0 m g 、ベ ン ジ ル ア ル コ ー ル 500mg、安息香酸ベンジル750mg、 ヒマシ油 適量 製剤の性状 3.2 販売名 フェソロデックス筋注250mg 色・性状 無色~黄色澄明の粘性の液 効能又は効果 4. 乳癌 効能又は効果に関連する注意 5. 本剤の使用開始にあたっては、原則としてホルモン受容体の発 現の有無を確認し、ホルモン受容体が陰性と判断された場合には 本剤を使用しないこと。 5.1 本剤の術前・術後薬物療法としての有効性及び安全性は確立し ていない。 5.2 * * 臨床試験に組み入れられた患者のHER2の発現状況等につい て、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性 を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。[17.1.3- 17.1.5参照] 5.3 用法及び用量 6. * * 通常、成人には本剤2筒(フルベストラントとして500mg含有)を、 初回、2週後、4週後、その後4週ごとに1回、左右の臀部に1筒ずつ筋 肉内投与する。なお、閉経前乳癌に対しては、LH-RHアゴニスト投 与下で他の抗悪性腫瘍剤と併用すること。 用 完全なドキュメントを読む