国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
クラゾセンタンナトリウム
ネクセラファーマジャパン株式会社
Clazosentan sodium
注射剤
注射剤
エンドセリン(ET-1)がエンドセリンA受容体に結合するのを阻害します。
通常、脳動脈瘤によるくも膜下出血術後の脳血管れん縮とこれに伴う脳梗塞および脳虚血症状の発症抑制に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2024 年 04 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ピヴラッツ点滴静注液 150MG 主成分 : クラゾセンタンナトリウム (Clazosentan sodium) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について エンドセリン( ET-1 )がエンドセリン A 受容体に結合するのを阻害します。 通常、脳動脈瘤によるくも膜下出血術後の脳血管れん縮とこれに伴う脳梗塞および脳虚血症状の発症抑制 に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害がある。頭蓋 内出血が(手術中に止血できず)継続している可能性がある。 ・妊婦または妊娠している可能性がある、授乳中である。 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は、容量型の持続注入ポンプを用いて、静脈内に持続的に注射します。 ・くも膜下出血発症 15 日目まで静脈内に注射します。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、鼻閉、貧血、低血圧、顔面浮腫、浮腫などが報告されています。このよ 完全なドキュメントを読む
−1− 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある患者[9.5 参照] 2.3 重度の肝機能障害を有する患者(Child-Pugh分類クラ スC)[9.3.1、16.6.2 参照] 2.4 頭蓋内出血が継続している患者[出血を助長する可能 性がある。][5.2、8.6、9.1.4 参照] 3.組成・性状 3.1 組成 販売名 ピヴラッツ点滴静注液150mg 有 効 成 分 クラゾセンタンナトリウム 161.4mg (クラゾセンタンとして150mg) 添 加 剤 トロメタモール 60mg エデト酸ナトリウム水和物 0.6mg 塩化ナトリウム 15mg 塩酸(pH調節剤) 適量 注射用水 適量 1 バイアル( 6 mL)中 3.2 製剤の性状 販売名 ピヴラッツ点滴静注液150mg 性状 無色の澄明な液 pH 7.5〜8.5 浸透圧比 注) 約 1 (日局生理食塩液に対する比) 注) 2 バイアルを500mLの生理食塩液で希釈した液(300mg/512mL) 4.効能又は効果 脳動脈瘤によるくも膜下出血術後の脳血管攣縮、及びこれに 伴う脳梗塞及び脳虚血症状の発症抑制 5.効能又は効果に関連する注意 5.1 くも膜下出血の重症度、血腫量、脳梗塞の範囲等の患者 の状態を考慮して、本剤投与の要否を判断すること。次の 患者における有効性及び安全性は確立していない。[17.1.1、 17.1.2 参照] ・World Federation of Neurosurgical Surgeons分類Ⅴの患者 ・脳梗塞が広範囲に及ぶ患者 ・Fisher分類 3 以外の患者 5.2 破裂脳動脈瘤に対し、外科的治療又は血管内治療等によ り適切に止血が達成された患者に投与すること。[2.4、 17.1.1、17.1.2 参照] 6.用法及び用量 通常成人には、クラゾセンタンとして300mg(12mL)を生理 食塩液500mLに加え、容量型の持続注入 完全なドキュメントを読む