国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ピラジナミド
アルフレッサ ファーマ株式会社
Pyrazinamide
白色の散剤
内服剤
ピラチン系の抗結核剤です。他剤と併用することにより効果が増強し、菌の耐性獲得を遅らせます。
通常、肺結核およびその他の結核症の治療に使用されます。
英語の製品名 PYRAMIDE Powder; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2019 年 03 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ピラマイド原末 主成分 : ピラジナミド (Pyrazinamide) 剤形 : 白色の散剤 シート記載など : この薬の作用と効果について ピラチン系の抗結核剤です。他剤と併用することにより効果が増強し、菌の耐性獲得を遅らせます。 通常、肺結核およびその他の結核症の治療に使用されます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 日 1.5 ~ 2g を 1 ~ 3 回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。な お、他の抗結核薬と併用します。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・飲み忘れた場合は、気がついた時点で 1 回分を飲んでください。ただし、次の飲む時間が近い場合は、 忘れた分を飲まないで、次の飲む時間に 1 回分を飲んでください。絶対に 2 回分を一度に飲んではいけ ません。 ・誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。 ・医 完全なドキュメントを読む
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 肝障害のある患者[9.3参照] 3. 組成・性状 3. 1 組成 販売名 有効成分 添加剤 ピラマイド原末 1g中 ピラジナミド(日局)1g - 3. 2 製剤の性状 販売名 色・剤形 ピラマイド原末 白色の結晶又は結晶性の粉末 4. 効能又は効果 〈適応菌種〉 本剤に感性の結核菌 〈適応症〉 肺結核及びその他の結核症 6. 用法及び用量 通常、成人は、ピラジナミドとして、1日量1.5~2.0gを1~3回に 分けて経口投与する。 年齢、症状により適宜増減する。 なお、他の抗結核薬と併用すること。 8. 重要な基本的注意 8. 1 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則 として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の 投与にとどめること。 8. 2 重篤な肝障害があらわれることがあるので、定期的に検査を 行うこと。[11.1.1参照] 8. 3 本剤を含む抗結核薬による治療で、薬剤逆説反応を認める ことがある。治療開始後に、既存の結核の悪化又は結核症状 の新規発現を認めた場合は、薬剤感受性試験等に基づき投与 継続の可否を判断すること。 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9. 1 合併症・既往歴等のある患者 9. 1. 1 本人又は両親、兄弟に痛風発作(関節痛)の既往歴の ある患者及び尿酸値の上昇している患者 副作用として尿酸値上昇、痛風発作があらわれることがある。 9. 2 腎機能障害患者 9. 2. 1 腎障害のある患者又は腎障害の疑いのある患者 用量調節を必要とする。腎排泄型の薬剤である。[16.5参照] 9. 3 肝機能障害患者 投与しないこと。副作用として肝障害の頻度が高く、症状が悪 化するおそれがある。[2.参照] 9. 5 妊婦 妊婦又は妊娠している可能性のある女 完全なドキュメントを読む