国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ラコサミド
第一三共株式会社
Lacosamide
白色〜微黄白色の顆粒剤
内服剤
脳内の神経の過剰な興奮を抑えて安定化させることによって、てんかんの発作を抑制します。
通常、てんかんの部分発作の治療、または他の抗てんかん薬と併用して強直間代発作の治療に用いられます。
英語の製品名 VIMPAT DRY SYRUP 10%; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2022 年 11 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ビムパットドライシロップ 10% 主成分 : ラコサミド (Lacosamide) 剤形 : 白色~微黄白色の顆粒剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 脳内の神経の過剰な興奮を抑えて安定化させることによって、てんかんの発作を抑制します。 通常、てんかんの部分発作の治療、または他の抗てんかん薬と併用して強直間代発作の治療に用いられま す。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎障害がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・成人:通常、成人は 1 日 1g (主成分として 100mg )を 2 回に分けて用時懸濁して服用開始し、その後 1 週間以上の間隔をあけて増量されます。維持用量は 1 日 2g ( 200mg )を 2 回に分けて服用します。 年齢・症状により適宜増減されますが、増量は 1 週間以上の間隔をあけて 1 日用量として 1g ( 100mg )以下ずつ行われます。 1 日の最高用量は 4g ( 400mg )までです。 小児:通常、 4 歳以上の小児は 完全なドキュメントを読む
−1− 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 重度の肝機能障害のある患者[9.3.1、16.6.3 参 照] 3.組成・性状 3.1 組成 販 売 名 ビムパットドライシロップ10% 成分・分量 ( 1 g中) ラコサミド100mg 添 加 剤 D-マンニトール、クロスポビドン、ヒドロキシプ ロピルセルロース、軽質無水ケイ酸、スクラロース、 ラウリル硫酸ナトリウム、香料 3.2 製剤の性状 販 売 名 ビムパットドライシロップ10% 性 状 白色〜微黄白色の顆粒である。 4.効能又は効果 ○てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む) ○他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんか ん患者の強直間代発作に対する抗てんかん薬との併用 療法 6.用法及び用量 成人:通常、成人にはラコサミドとして 1 日100mg(ド ライシロップとして 1 g)より投与を開始し、その後 1 週間以上の間隔をあけて増量し、維持用量を 1 日200mg (ドライシロップとして 2 g)とするが、いずれも 1 日 2 回に分けて用時懸濁して経口投与する。なお、症状によ り 1 日400mg(ドライシロップとして 4 g)を超えない 範囲で適宜増減するが、増量は 1 週間以上の間隔をあけ て 1 日用量として100mg(ドライシロップとして 1 g) 以下ずつ行うこと。 小児:通常、 4 歳以上の小児にはラコサミドとして 1 日 2 mg/kg(ドライシロップとして20mg/kg)より投与を 開始し、その後 1 週間以上の間隔をあけて 1 日用量とし て 2 mg/kg(ドライシロップとして20mg/kg)ずつ増量 し、維持用量を体重30kg未満の小児には 1 日 6 mg/kg(ド ライシロップとして60mg/kg)、体重30kg以上50kg未満 の小児には 1 日 4 mg/kg(ドライシロップとして4 完全なドキュメントを読む