国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アルプロスタジル
大正製薬株式会社
Alprostadil
注射剤
注射剤
動脈管拡張作用により、先天性心疾患を持ち、生命を動脈管の開存に依存している新生児において、適切な外科手術を行うことができるようになるまで、動脈管の開存を一時的に維持するために使用します。
通常、動脈管依存性先天性心疾患における動脈管の開存に用いられます。
英語の製品名 Palux Injection 5mcg [ductus dependent congenital heart disease]; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2023 年 08 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : パルクス注 5ΜG [動脈管依存性先天性心疾患] 主成分 : アルプロスタジル (Alprostadil) 剤形 : 注射剤 シート記載など : この薬の作用と効果について 動脈管拡張作用により、先天性心疾患を持ち、生命を動脈管の開存に依存している新生児において、適切 な外科手術を行うことができるようになるまで、動脈管の開存を一時的に維持するために使用します。 通常、動脈管依存性先天性心疾患における動脈管の開存に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心不全、出血(頭蓋内出 血、消化管出血、喀血など)、緑内障、眼圧亢進、胃潰瘍またはその既往歴、間質性肺炎、出血傾向、 腎不全がある。 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、持続的に静脈内に注射します。 ・症状を見ながら、使用期間を決めていきます。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 主な副作用として、無呼吸発作、発熱、下痢、胸部絞 完全なドキュメントを読む
― 1 ― 61 2023 年 7 月改訂(第 1 版) 貯法:凍結を避け 5℃以下で保存 有効期間:14 箇月 日本標準商品分類番号 87219 注 5µg 注 10µg 承認番号 21300AMZ00688000 21300AMZ00687000 販売開始 1988 年 10 月 1988 年 10 月 注)注意―医師等の処方箋により使用すること プロスタグランジン E 1 製剤 日本薬局方 アルプロスタジル注射液 劇薬 処方箋医薬品 注) 劇薬 処方箋医薬品 注) 1. 警告 〈動脈管依存性先天性心疾患〉 本剤投与により無呼吸発作が発現することがあるので、呼吸管 理設備の整っている施設で投与すること。[9.7.1、11.1.9 参 照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 重篤な心不全の患者[8.2、9.1.1、11.1.3 参照] 2.2 出血(頭蓋内出血、消化管出血、喀血等)している患者 [9.1.5、11.1.6 参照] 2.3 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5 参照] 2.4 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販 売 名 パルクス注 5µg パルクス注 10µg 1 管中の容量 1mL 2mL 有効成分 日局アルプロスタジル 5µg 10µg 添 加 剤 精製大豆油 高度精製卵黄レシチン オレイン酸 濃グリセリン 水酸化ナトリウム 100mg 18mg 2.4mg 22.1mg 適量 200mg 36mg 4.8mg 44.2mg 適量 3.2 製剤の性状 販 売 名 パルクス注 5µg パルクス注 10µg 剤 形 アンプル 性 状 白色の乳濁液で、僅かに粘性があり、特異なにおいがある pH 4.5〜6.0 浸透圧比 約 1(生理食塩液に対する比) 4. 効能又は効果 ○慢性動脈閉塞症(バージャー病、閉塞性動脈硬化症)における四肢 潰瘍ならびに安静時疼痛の改善 ○下記疾患における皮膚潰瘍の改善 進行性全身性硬化症 全身性エリテマトーデス ○糖尿病における皮膚潰瘍の改善 ○振動病における末梢血行障害 完全なドキュメントを読む