バクスミー点鼻粉末剤3mg

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

有効成分:

グルカゴン

から入手可能:

日本イーライリリー株式会社

INN（国際名）:

Glucagon

医薬品形態:

白色の粉末の点鼻剤

投与経路:

外用剤

適応症:

グルカゴンは、肝臓に働きかけてブドウ糖の放出を促し、血糖値を上昇させます。
通常、低血糖時の救急処置に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 Baqsimi Nasal Powder 3 mg; シート記載:

情報リーフレット

くすりのしおり
外用剤
2020
年
10
月作成
薬には効果（ベネフィット）だけでなく副作用（リスク）があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名
:
バクスミー点鼻粉末剤
3MG
主成分
:
グルカゴン
(Glucagon)
剤形
:
白色の粉末の点鼻剤
シート記載など
:
この薬の作用と効果について
グルカゴンは、肝臓に働きかけてブドウ糖の放出を促し、血糖値を上昇させます。
通常、低血糖時の救急処置に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。褐色細胞腫、インスリ
ノーマがある。
・妊娠または授乳中
・他に薬などを使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください）。
用法・用量（この薬の使い方）
・あなたの用法・用量は
((

:
医療担当者記入
))
・通常、
1
回
3mg
を鼻腔内に噴霧します。必ず指示された使用方法に従ってください。
・
1
回使い切りの薬です。使用後は容器と噴霧器を廃棄してください。
・誤って多く使った場合は、医師または薬剤師に相談してください。
・使用後は直ちに医師に連絡をとり、医療機関を受診してください。
生活上の注意
・意識を失うような低血糖を起こした場合、看護者（家族など）が使用します。低血糖が起こっているこ
とに本人が気づかないまま、意識不明におちいること�

製品の特徴

2020年10月改訂（第2版）
*
2020年3月作成
日本標準商品分類番号
87 2492
承認番号
30200AMX00440
販売開始
2020年10月
貯
法:室温保存
有効期間:24ヵ月
低血糖時救急治療剤
Baqsimi
Ⓡ
Nasal
Powder 3mg
グルカゴン点鼻粉末
劇薬
処方箋医薬品
注）
注）注意−医師等の処方箋により使用すること
2.
禁忌（次の患者には投与しないこと）
褐色細胞腫の患者［カテコールアミンの遊離を刺激して、
急激な血圧の上昇を招くおそれがある。］
2.1
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2
3.
組成・性状
3.1 組成
販売名
バクスミー点鼻粉末剤3mg
有効成分
1点鼻容器中グルカゴン3mg
添加剤
β-シクロデキストリン、ドデシルホスホコリン
3.2 製剤の性状
販売名
バクスミー点鼻粉末剤3mg
性状
内容物は白色の粉末である。
4.
効能又は効果
低血糖時の救急処置
5.
効能又は効果に関連する注意
グルカゴンの血糖上昇作用は、主として肝グリコーゲンの分解に
よるので、飢餓状態、副腎機能低下症、頻発する低血糖、一部糖
原病、肝硬変等の場合、血糖上昇効果はほとんど期待できない。
また、アルコール性低血糖の場合には、血糖上昇効果はみられな
い。［18.1参照］
6.
用法及び用量
通常、グルカゴンとして1回3mgを鼻腔内に投与する。
8.
重要な基本的注意
患者及びその看護者（家族等）が対処できるように、投与法及
び保管方法について十分指導すること。また、低血糖に関する注
意についても十分徹底させること。［14.1.1、14.1.2参照］
8.1
低血糖を生じた患者に本剤を投与しても、意識レベルの低下等
の低血糖症状が改善しない場合は、直ちに、ブドウ糖等を静脈内
投与するなど適切な処置を行うこと。本剤の繰り返し投与による
グル�