国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ナルフラフィン塩酸塩
ニプロ株式会社
Nalfurafine hydrochloride
淡黄白色不透明の楕円形のカプセル剤、長径9.9mm、短径6.7mm
内服剤
かゆみを抑制する選択的オピオイドκ受容体作動薬で、既存の抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬などが効きにくいかゆみを抑えます。
通常、透析、慢性肝疾患における既存治療で効果が不十分なかゆみの改善に用いられます。
英語の製品名 NALFURAFINE HYDROCHLORIDE CAPSULES 2.5 mcg "NIPRO"; シート記載: (表)ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「ニプロ」、ナルフラフィン、2.5μg、「ニプロ」、(裏)NALFURAFINE HYDROCHLORIDE CAPSULES 2.5μg 「NITRO」、かゆみを改善するお薬、ナルフラフィン塩酸塩カプセル2.5μg「ニプロ」
くすりのしおり 内服剤 2022 年 11 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名 : ナルフラフィン塩酸塩カプセル 2.5ΜG 「ニプロ」 主成分 : ナルフラフィン塩酸塩 (Nalfurafine hydrochloride) 剤形 : 淡黄白色不透明の楕円形のカプセル剤、長径 9.9mm 、短径 6.7mm シート記載など : (表)ナルフラフィン塩酸塩カプセル 2.5μg 「ニプロ」、ナルフ ラフィン、 2.5μg 、「ニプロ」、(裏) NALFURAFINE HYDROCHLORIDE CAPSULES 2.5μg 「 NITRO 」、かゆみを改 善するお薬、ナルフラフィン塩酸塩カプセル 2.5μg 「ニプロ」 この薬の作用と効果について かゆみを抑制する選択的オピオイド κ 受容体作動薬で、既存の抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬などが効 きにくいかゆみを抑えます。 通常、透析、慢性肝疾患における既存治療で効果が不十分なかゆみの改善に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は (( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 1 カプセル(主成分として 2.5μg )を 1 日 1 回夕食後または就寝前に服用します。 完全なドキュメントを読む
−1− 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販 売 名 有 効 成 分 添 加 剤 ナルフラフィ ン塩酸塩カプ セル2.5μg 「ニプロ」 1カプセル中 ナルフラフィ ン塩酸塩 2.5μg ( ナ ル フ ラ フィンとして 2.32μg) カプセル内容物: エタノール、没食子酸プロ ピル、中鎖脂肪酸トリグリ セリド カプセル本体: ゼラチン、コハク化ゼラチ ン、D‑ソルビトール液、 濃グリセリン、チオ硫酸ナ トリウム水和物、酸化チタ ン、大豆レシチン、中鎖脂 肪酸トリグリセリド 3.2 製剤の性状 販 売 名 性 状 外形・大きさ 長径 (㎜) 短径 (㎜) 重量 (㎎) ナルフラフィ ン塩酸塩カプ セル2.5μg 「ニプロ」 淡黄白色不透明 の楕円形の軟カ プセル剤 9.9 6.7 260 4. 効能・効果 次の患者におけるそう痒症の改善(既存治療で効果不十 分な場合に限る) ○透析患者 ○慢性肝疾患患者 6. 用法・用量 通常、成人には、ナルフラフィン塩酸塩として1日1回2.5 μgを夕食後又は就寝前に経口投与する。なお、症状に応 じて増量することができるが、1日1回5μgを限度とする。 7. 用法・用量に関連する注意 〈血液透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉 7.1 本剤の投与から血液透析開始までは十分な間隔をあける こと。本剤は血液透析により除去されることから、本剤 服用から血液透析までの時間が短い場合、本剤の血中濃 度が低下する可能性がある。[16.8.1 参照] 〈腹膜透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉 7.2 本剤の投与から透析液交換までは十分な間隔をあけるこ と。本剤服用から透析液交換までの時間が短い場合、本 剤の血中濃度が低下する可能性があ 完全なドキュメントを読む