国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
トラマゾリン塩酸塩
アルフレッサ ファーマ株式会社
Tramazoline hydrochloride
無色澄明の点鼻剤
外用剤
鼻粘膜の血管収縮作用により、充血や腫脹を除去し、鼻づまりを改善します。
通常、諸種疾患による鼻充血・うっ血の治療に用いられます。
英語の製品名 TRAMAZOLINE Nasal Solution 0.118% "AFP"; シート記載:
くすりのしおり 外用剤 2019 年 10 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:トラマゾリン点鼻液 0.118%「AFP」 主成分: トラマゾリン塩酸塩 (Tramazoline hydrochloride) 剤形: 無色澄明の点鼻剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 鼻粘膜の血管収縮作用により、充血や腫脹を除去し、鼻づまりを改善します。 通常、諸種疾患による鼻充血・うっ血の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。冠動脈疾患、高血圧症、 甲状腺機能亢進症、糖尿病がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 2 ~ 3 滴を 1 日数回点鼻するか、または 1 日数回噴霧しますが、年齢・症状により適 宜増減されます。必ず指示された使用方法に従ってください。 ・連用または頻回使用により効果が現れにくくなったり、症状が悪化することがあります。 ・眼科用に使用しないでください。 ・使い忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く使ってください。ただし、次に使用する時間が近 い場合は、 完全なドキュメントを読む
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2. 1 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者 2. 2 乳児及び2歳未満の幼児[9.7.1、13.1参照] 2. 3 モノアミン酸化酵素阻害剤投与中の患者[10.1参照] 3. 組成・性状 3. 1 組成 販売名 有効成分 添加剤 トラマゾリン点 鼻液0.118% 「AFP」 1mL中トラマ ゾリン塩酸塩 1.18mg ベンザルコニウム塩化物、D- ソルビトール、クエン酸水和物、 リン酸水素ナトリウム水和物、 塩化ナトリウム 3. 2 製剤の性状 販売名 性状 pH トラマゾリン点鼻液0.118%「AFP」 無色澄明の液剤、 においはない 5.5~6.5 4. 効能又は効果 諸種疾患による鼻充血・うっ血 6. 用法及び用量 通常成人1回2~3滴を1日数回点鼻するか、又は1日数回噴霧 する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 8. 重要な基本的注意 連用又は頻回使用により反応性の低下や局所粘膜の二次充血 を起こすことがあるので、急性充血期に限って使用するか又は 適切な休薬期間をおいて使用すること。 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9. 1 合併症・既往歴等のある患者 9. 1. 1 冠動脈疾患のある患者 症状を悪化させるおそれがある。 9. 1. 2 高血圧症の患者 血圧が上昇するおそれがある。 9. 1. 3 甲状腺機能亢進症の患者 症状を悪化させるおそれがある。 9. 1. 4 糖尿病の患者 症状を悪化させるおそれがある。 9. 5 妊婦 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益 性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 9. 6 授乳婦 治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継 続又は中止を検討すること。 9. 7 小児等 9. 7. 1 乳児及び2歳未満の幼児 投与しないこと。[2.2参照] 9. 7. 2 2歳以上の幼児、小児 ・過量投与に 完全なドキュメントを読む