国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
トラネキサム酸
日医工株式会社
Tranexamic acid
だいだい色のシロップ剤
内服剤
種々の出血症状などに関与するプラスミンの働きをおさえ、抗出血・抗炎症作用を示します。
通常、全身性線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向、局所線溶亢進が関与すると考えられる異常出血、湿疹・じん麻疹・薬疹・中毒疹における紅斑・腫脹・かゆみなどの症状、扁桃炎・咽喉頭炎における咽頭痛・発赤・充血・腫脹などの症状、口内炎における口内痛および口内粘膜アフターの治療に用いられます。
英語の製品名 Tranexamic Acid Syrup 5% "NIG"; シート記載:
くすりのしおり 内服剤 2022 年 05 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:トラネキサム酸シロップ 5%「NIG」 主成分: トラネキサム酸 (Tranexamic acid) 剤形: だいだい色のシロップ剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 種々の出血症状などに関与するプラスミンの働きをおさえ、抗出血・抗炎症作用を示します。 通常、全身性線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向、局所線溶亢進が関与すると考えられる異常出 血、湿疹・じん麻疹・薬疹・中毒疹における紅斑・腫脹・かゆみなどの症状、扁桃炎・咽喉頭炎における 咽頭痛・発赤・充血・腫脹などの症状、口内炎における口内痛および口内粘膜アフターの治療に用いられ ます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、 1 歳以下は 1.5 ~ 4mL (主成分として 75 ~ 200mg )、 2 ~ 3 歳は 3 ~ 7mL ( 150 ~ 350mg )、 4 ~ 6 歳は 5 ~ 13mL ( 250 ~ 650mg )、 7 ~ 14 歳は 8 ~ 20mL ( 400 ~ 1,000mg )、 15 歳以上は 15 ~ 40mL ( 750 ~ 完全なドキュメントを読む
2023年12月改訂(第1版) 日本標準商品分類番号 873327、87449 承認番号 22700AMX00011 販売開始 1981年9月 貯法:室温保存 有効期間:3年 抗プラスミン剤 トラネキサム酸シロップ5%「NIG」 TRANEXAMIC ACID SYRUP トラネキサム酸シロップ 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2. トロンビンを投与中の患者[10.1 参照] 組成・性状 3. 組成 3.1 販売名 トラネキサム酸シロップ5%「NIG」 有効成分 1mL中:トラネキサム酸 50mg 添加剤 クエン酸水和物、クエン酸ナトリウム水和物、精製白糖、 パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸エチル、 黄色5号、香料 製剤の性状 3.2 販売名 トラネキサム酸シロップ5%「NIG」 色・剤形 だいだい色のシロップ剤 pH 5.7〜6.5 効能又は効果 4. 全身性線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向 〇 (白血病、再生不良性貧血、紫斑病など、および手術中・術後の 異常出血) 局所線溶亢進が関与すると考えられる異常出血 〇 (肺出血、鼻出血、性器出血、腎出血、前立腺手術中・術後の異 常出血) 下記疾患における紅斑・腫脹・瘙痒などの症状 〇 湿疹およびその類症、蕁麻疹、薬疹・中毒疹 下記疾患における咽頭痛・発赤・充血・腫脹などの症状 〇 扁桃炎、咽喉頭炎 口内炎における口内痛および口内粘膜アフター 〇 用法及び用量 6. トラネキサム酸として、通常下記1日量を3 する。 〜4回に分割経口投与 〜1 2〜3 4〜6 7〜14 15〜 年齢(歳) トラネキサム酸 として(mg) 75 200 〜 150 350 〜 250 650 〜 400 1,000 〜 750 2,000 〜 本剤として(mL) 1.5〜4 3〜7 5〜13 8〜20 15〜40 1 日 量 なお、症状により適宜増減する。 特定の背景を有する患者に関する注意 9. 合併症・既往歴等のある患者 9.1 血栓のある患者(脳血栓、 完全なドキュメントを読む