国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
トラスツズマブ
日本化薬株式会社
遺伝子組換え
注射剤
注射剤
がん細胞の増殖に必要なHER2(ハーツー)というたんぱく質の働きを選択的に抑えることにより、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、HER2過剰発現が確認された乳がんおよび治癒切除不能な進行・再発の胃がん、がん化学療法後に増悪したHER2陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がんの治療に用いられます。
英語の製品名 Trastuzumab BS for I.V. Infusion 150mg"NK"; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2023 年 10 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:トラスツズマブ BS 点滴静注用 150MG「NK」 主成分: トラスツズマブ(遺伝子組換え) [ トラスツズマブ後続 1] 製剤 (Trastuzumab(genetical recombination) [trastuzumab biosimilar 1]) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について がん細胞の増殖に必要な HER2 (ハーツー)というたんぱく質の働きを選択的に抑えることにより、が ん細胞の増殖を抑えます。 通常、 HER2 過剰発現が確認された乳がんおよび治癒切除不能な進行・再発の胃がん、がん化学療法後に 増悪した HER2 陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がんの治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心臓が悪い、または過去 に心臓の病気にかかったことがある。アントラサイクリン系薬剤の治療を受けたことがある。胸部へ 放射線治療を受けている。高血圧症、または高血圧症と診断されたことがある。安静にしていても息が 苦しい、または過去にそのような症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( 完全なドキュメントを読む
品 名 トラスツズマブ BS「NK」 制作日 MC 2023.10.10 E 本コード 校 作業者印 AC 仮コード 0313Y10313711 五校 原 田 色 調 アカ C トラップ ( ) 角度 twkb3 APP.TB 品 名 トラスツズマブ BS「NK」 制作日 MC 2023.10.10 E 本コード 校 作業者印 AC 仮コード 0313Y10313711 五校 原 田 色 調 スミ トラップ ( ) 角度 twkb3 APP.TB 1/8 1. 警告 1.1 本剤を含むがん化学療法は、緊急時に十分対応できる 医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を 持つ医師のもとで、本剤が適切と判断される症例につい てのみ実施すること。また、治療開始に先立ち、患者又 はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得 てから投与すること。 1.2 心不全等の重篤な心障害があらわれ、死亡に至った例 も報告されているので、必ず本剤投与開始前には、患者 の心機能を確認すること。また、本剤投与中は適宜心機 能検査(心エコー等)を行い患者の状態(左室駆出率 (LVEF)の変動を含む)を十分に観察すること。特に以 下の患者については、心機能検査(心エコー等)を頻回 に行うこと。[8.1、9.1.1-9.1.7、11.1.1 参照] ・ アントラサイクリン系薬剤を投与中の患者又はその前 治療歴のある患者 ・ 胸部へ放射線を照射中の患者 ・ 心不全症状のある患者 ・ 冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症等)の患者又はその既 往歴のある患者 ・ 高血圧症の患者又はその既往歴のある患者 1.3 本剤投与中又は本剤投与開始後24時間以内に多くあら われるInfusion reactionのうち、アナフィラキシー、 肺障害等の重篤な副作用(気管支痙攣、重度の血圧低下、 急性呼吸促迫症候群等)が発現し死亡に至った例が報告 されている。これらの副作用は、特に安静 完全なドキュメントを読む