国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
トラマドール塩酸塩; アセトアミノフェン
ヴィアトリス製薬株式会社
Tramadol hydrochloride; Acetaminophen
淡黄色の錠剤、長径15.6mm、短径6.4mm、厚さ5.1mm
内服剤
中枢神経系に作用し、鎮痛作用を示します。
通常、非オピオイド鎮痛剤で治療困難な非がん性慢性疼痛、抜歯後の疼痛の治療に用いられます。
英語の製品名 ; シート記載: トアラセット配合錠「VTRS」、トアラセット、疼痛治療剤、VIATRIS、TOARASET Combination Tablets [VTRS]、トアラセット配合錠、トラマドール塩散塩37.5mg、アセトアミノフェン325mg、トアラセット配合錠 VTRS
くすりのしおり 内服剤 2023 年 12 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:トアラセット配合錠「VTRS」 主成分: トラマドール塩酸塩 (Tramadol hydrochloride) アセトアミノフェン (Acetaminophen) 剤形: 淡黄色の錠剤、長径 15.6mm 、短径 6.4mm 、厚さ 5.1mm シート記載など: トアラセット配合錠「 VTRS 」、トアラセット、疼痛治療 剤、 VIATRIS 、 TOARASET Combination Tablets [VTRS] 、トア ラセット配合錠、トラマドール塩散塩 37.5mg 、アセトアミノフェ ン 325mg 、トアラセット配合錠 VTRS この薬の作用と効果について 中枢神経系に作用し、鎮痛作用を示します。 通常、非オピオイド鎮痛剤で治療困難な非がん性慢性疼痛、抜歯後の疼痛の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。アルコール多量常飲者で ある。アルコール・睡眠剤・鎮痛剤・オピオイド鎮痛剤または向精神薬による急性中毒、モノアミン酸 化酵素阻害剤を服用中止後 14 日以内である。ナルメフェン塩酸塩を服用中止後 1 週間以内である。治 療により十分な管理がされていないてんかん、消化性潰瘍、血液の異常、肝障害、腎障害、心機能異常 がある。アスピリン喘息またはその既往歴がある。 ・この薬とトラマドールまたはアセトアミノフェンを含む他の薬(市販のかぜ薬などにも含まれている ことがあります。)を服用している場合は、 完全なドキュメントを読む
1 1. 警告 1.1 本剤により重篤な肝障害が発現するおそれがあることに注意 し、アセトアミノフェンの1日総量が1500MG(本剤4錠)を超す 高用量で長期投与する場合には、定期的に肝機能等を確認する など、慎重に投与すること。[8.6参照] 1.2 本剤とトラマドール又はアセトアミノフェンを含む他の薬剤 (一般用医薬品を含む)との併用により、過量投与に至るおそれ があることから、これらの薬剤との併用を避けること。[13.1、 13.2参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 〈効能共通〉 2.1 12歳未満の小児[9.7.1参照] 2.2 アルコール、睡眠剤、鎮痛剤、オピオイド鎮痛剤又は向精神 薬による急性中毒患者[中枢神経抑制及び呼吸抑制を悪化させ るおそれがある。] 2.3 モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラ サギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)を投与中の患者、 又は投与中止後14日以内の患者[10.1参照] 2.4 ナルメフェン塩酸塩を投与中の患者又は投与中止後1週間以内 の患者[10.1参照] 2.5 治療により十分な管理がされていないてんかん患者[症状が 悪化するおそれがある。][9.1.1参照] 2.6 重篤な肝障害のある患者[重篤な転帰をとるおそれがある。] [9.3.1参照] 2.7 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者[9.1.5参照] 〈抜歯後の疼痛〉 2.8 アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤による喘息発作 の誘発)又はその既往歴のある患者[アスピリン喘息の発症に プロスタグランジン合成阻害作用が関与していると考えられ る。][9.1.11参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 トアラセット配合錠「VTRS」 有 効 成 分 1錠中 日局 トラマドール塩酸塩 37.500mg 日局 完全なドキュメントを読む