デパケンシロップ5%[抗てんかん剤、躁病・躁状態治療剤]

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

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製品の特徴 製品の特徴 (SPC)
05-07-2023

有効成分:

バルプロ酸ナトリウム

から入手可能:

協和キリン株式会社

INN(国際名):

Sodium valproate

医薬品形態:

赤色澄明のシロップ剤

投与経路:

内服剤

適応症:

脳内の抑制性神経伝達物質γ-アミノ酪酸(GABA)濃度を上昇させるほか、ドパミン濃度を上昇、セロトニン代謝を促進し、脳内の抑制系を活性化させ抗てんかん作用を示します。また、GABA神経伝達促進作用が抗躁作用へ寄与していると考えられています。
通常、各種てんかん、てんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性など)、躁病および躁うつ病の躁状態の治療に用いられます。

製品概要:

英語の製品名 DEPAKENE Syrup 5% [antiepileptic drug, medication for mania and manic state]; シート記載: (ラベルの記載)KH110(120mLのみラベルに表示)

情報リーフレット

                                くすりのしおり
内服剤
2023
年
07
月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:デパケンシロップ
5%[抗てんかん剤、躁病・躁状態治療剤]
主成分:
バルプロ酸ナトリウム
(Sodium valproate)
剤形:
赤色澄明のシロップ剤
シート記載など:
(ラベルの記載)
KH110
(
120mL
のみラベルに表示)
この薬の作用と効果について
脳内の抑制性神経伝達物質
γ-
アミノ酪酸(
GABA
)濃度を上昇させるほか、ドパミン濃度を上昇、セロト
ニン代謝を促進し、脳内の抑制系を活性化させ抗てんかん作用を示します。また、
GABA
神経伝達促進作
用が抗躁作用へ寄与していると考えられています。
通常、各種てんかん、てんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性など)、躁病および躁うつ病の躁状
態の治療に用いられます。
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、原因不明の脳
症・昏睡、尿素サイクル異常症、原因不明の乳児死亡の家族歴、腎機能障害がある。
・妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中
の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
・あなたの用法・用量は((                           :
医療担当者記入
))
・通常、
1
日
                                
                                完全なドキュメントを読む
                                
                            

製品の特徴

                                -1-
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
〈効能共通〉
2.1 重篤な肝障害のある患者[9.3.1参照]
2.2
カルバペネム系抗生物質を投与中の患者[10.1参照]
2.3
尿素サイクル異常症の患者[重篤な高アンモニア血症
があらわれることがある。]
〈片頭痛発作の発症抑制〉
2.4
妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5.1参照]
3. 組成・性状
3.1 組成
販売名
デパケンシロップ5%
有効成分
1mL中日局バルプロ酸ナトリウム50mg
添加剤
赤色102号、白糖
注)
、パラオキシ安息香酸プロピ
ル、パラオキシ安息香酸メチル
香料成分として香料、エタノール、グリセリン、
プロピレングリコール含有
注)本剤1mL中に白糖600mgを含有する。
3.2 製剤の性状
販売名
デパケンシロップ5%
外観
赤色澄明
味
甘味
規格pH域
7.0~7.8
識別コード
KH110
(120mLのみラベルに表示)
4. 効能又は効果
○各種てんかん(小発作・焦点発作・精神運動発作ならびに
混合発作)およびてんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易
怒性等)の治療
○躁病および躁うつ病の躁状態の治療
○片頭痛発作の発症抑制
5. 効能又は効果に関連する注意
〈片頭痛発作の発症抑制〉
5.1
本剤は、片頭痛発作の急性期治療のみでは日常生活に支
障をきたしている患者にのみ投与すること。
5.2
本剤は発現した頭痛発作を緩解する薬剤ではないので、
本剤投与中に頭痛発作が発現した場合には必要に応じて頭
痛発作治療薬を頓用させること。投与前にこのことを患者
に十分に説明しておくこと。
6. 用法及び用量
〈各種てんかんおよびてんかんに伴う性格行動障害の治療、躁
病および躁うつ病の躁状態の治療〉
通常1日量8~24mL(バルプロ酸ナトリウムとして400~
1,200mg)を1
                                
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