ディクアノン配合内用液

国: 日本

言語: 日本語

ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan

有効成分:

水酸化アルミニウム・ゲル; 水酸化マグネシウム

から入手可能:

岩城製薬株式会社

INN（国際名）:

Aluminum hydroxide gel; Magnesium hydroxide

医薬品形態:

白色の粘稠性のある懸濁液剤

投与経路:

内服剤

適応症:

制酸作用により胃酸を中和し、胃酸の働きをおさえます。
通常、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常による制酸作用と症状の改善に用いられます

製品概要:

英語の製品名 ; シート記載:

情報リーフレット

くすりのしおり
内服剤
2010
年
04
月作成
薬には効果（ベネフィット）だけでなく副作用（リスク）があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大
限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
製品名:ディクアノン配合内用液
主成分:
水酸化アルミニウム・ゲル
(Aluminum hydroxide gel)
水酸化マグネシウム
(Magnesium hydroxide)
剤形:
白色の粘稠性のある懸濁液剤
シート記載など:
この薬の作用と効果について
制酸作用により胃酸を中和し、胃酸の働きをおさえます。
通常、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常による制酸作用と症状の改善に用いられます
次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。
・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。透析療法中、腎障害、心
機能障害、高マグネシウム血症、リン酸塩低下がある、下痢をしている。
・妊娠または授乳中
・他に薬を使っている（お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて
他に使用中の医薬品に注意してください）。
用法・用量（この薬の使い方）
・あなたの用法・用量は((　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:
医療担当者記入
))
・通常、成人は
1
日に
16
～
48mL
を数回に分けて服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適
宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
・飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く
1
回分を飲んでください。ただし、次に通常飲む
時間が近い場合は、忘れた分を飲まずに、
1
回分をとば�

製品の特徴

消化性潰瘍・胃炎治療剤
水酸化アルミニウム・ゲル
／
水酸化マグネシウム配合内用液
DICANON COMBINATION ORAL SOLUTION
Ｒ
配合内用液
貯　　法：室温保存
有効期間：3年
2023年12月改訂 （第 1 版）
日本標準商品分類番号
872349
3．組成・性状
3．1 組成
販売名
ディクアノン配合内用液
有効成分
100mL中
水酸化アルミニウム・ゲル56.0g
（酸化アルミニウムとして2.24g）
水酸化マグネシウム4.0g
添加剤
パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロ
ピル、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、カルメロー
スナトリウム、D-ソルビトール液、サッカリンナトリ
ウム水和物、香料、エタノール、pH調節剤
3．2 製剤の性状
販売名
ディクアノン配合内用液
性　状
特異な芳香と甘味を有する白色の粘稠性のある懸濁液
pH
本品を遠心分離して得た液のpHは7.3～8.5である。
比　重
約1.06
4．効能又は効果
　下記疾患における制酸作用と症状の改善
○胃・十二指腸潰瘍
○胃炎
○上部消化管機能異常
6．用法及び用量
　通常成人1日16～48mLを数回に分割経口投与する。
　なお、年齢・症状により適宜増減する。
9．特定の背景を有する患者に関する注意
9．1 合併症・既往歴等のある患者
9．1．1 心機能障害のある患者
　マグネシウムは、心機能を抑制する作用がある。
9．1．2 下痢のある患者
　水酸化マグネシウムの緩下作用により、下痢を促進するおそれが
ある。
9．1．3 高マグネシウム血症の患者
　血中マグネシウム濃度を上昇させるおそれがある。
9．1．4 リン酸塩低下のある患者
　アルミニウムは無機リンの吸収を阻害する。
9．2 腎機能障害患者
9．2．1 透析療法を受けている患者
　投与しないこと。長期投与により