国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
テリパラチド酢酸塩
旭化成ファーマ株式会社
Teriparatide acetate
注射剤
注射剤
合成ヒト副甲状腺ホルモン製剤です。副甲状腺機能の診断薬です。
通常、Ellsworth-Howard試験に用いられます。
英語の製品名 Teriparatide Acetate Inj.100 "Asahi Kasei"; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2016 年 10 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:テリパラチド酢酸塩静注用 100「旭化成」 主成分: テリパラチド酢酸塩 (Teriparatide acetate) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 合成ヒト副甲状腺ホルモン製剤です。副甲状腺機能の診断薬です。 通常、 Ellsworth-Howard 試験に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。高カルシウム血症であ る。 ・妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、検査時に 1 回、 3 分以上かけてゆっくり静脈内に注射します。 ・正確な診断のため、次の点に注意してください。 ( A )標準法 1. リン吸収阻害剤やカルシウム剤を服用しないでください。服用中の場合、服用中止約 1 週間後に検査 を行います。 2. 検査前日は乳製品をとらないでください。 3. 検査当日の朝食は乳製品を含まない軽食ならばとることができます。 4. 午前 9 時から午後 3 時まで 1 時間ごとに飲水があります。成人の飲水量は 200mL 、 完全なドキュメントを読む
-1- 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 高カルシウム血症の患者[高カルシウム血症を悪化させる おそれがある。] 2.2 本剤に対して過敏症の既往歴のある患者 2.3 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照] 3. 組成・性状 3.1 組成 販 売 名 テリパラチド酢酸塩静注用100「旭化成」 有 効 成 分 1バイアル中 テリパラチド酢酸塩 100テリパラチド酢酸塩単位 添 加 剤 1バイアル中 D-マンニトール5mg 3.2 製剤の性状 販 売 名 テリパラチド酢酸塩静注用100「旭化成」 剤 形 注射剤 pH 6.0~7.5 注) 浸 透 圧 比 約1 注) (生理食塩液に対する比) 性 状 白色の固体又は粉末 注)本剤1バイアルに日局生理食塩液3mLを加えて溶解した場合 4. 効能・効果 Ellsworth-Howard試験 6. 用法・用量 1回100テリパラチド酢酸塩単位を用時、日局生理食塩液3mLに 溶解し、静脈内に注射する。 なお、体表面積が1m 2 未満の小児の場合には、100テリパラチド 酢酸塩単位/m 2 投与する。 Ellsworth-Howard試験実施方法 Ⅰ.方法 厚生省特定疾患ホルモン受容機構異常調査研究班の方法に準じる 1) 。 成人は[A]の標準法に従うのを原則とする。小児も可能ならば 午後1時にPTHを投与する方法が望ましい。その際のPTH投与 量や飲水は[B]の方法に準拠する。 [A]標準法−午後1時PTH投与 (前処置) ・アルミゲルその他のリン吸収阻害剤やカルシウム剤の投与は 行わない。それらの薬剤を投与中の症例は、投与中止(約1週間) 後検査を施行する。 ・検査前日は、乳製品摂取制限が望ましい。 ・検査当日は、朝食として乳製品を含まない軽食可。 [B]乳幼児変法−午前10時PTH投与 (前処置) ・検査前日は乳製品の摂取制限が望ま 完全なドキュメントを読む