国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
乾燥抗破傷風人免疫グロブリン
一般社団法人 日本血液製剤機構
Freeze-Dried human anti-Tetanus immunoglobulin
乾燥製剤(用時溶解)、注射剤(溶解液添付)
注射剤
破傷風菌の出す毒素を中和します。
通常、破傷風の発症を予防したり、症状軽減のための治療に用いられます。
英語の製品名 Tetanobulin I.M. 250 units; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2013 年 05 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:テタノブリン筋注用 250 単位 主成分: 乾燥抗破傷風人免疫グロブリン (Freeze-Dried human anti-Tetanus immunoglobulin) 剤形: 乾燥製剤(用時溶解)、注射剤(溶解液添付) シート記載など: この薬の作用と効果について 破傷風菌の出す毒素を中和します。 通常、破傷風の発症を予防したり、症状軽減のための治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。使用した後でショックを 起こしたことがある。 IgA 欠損症、溶血性・失血性貧血、免疫不全・免疫抑制状態がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、破傷風の潜伏期または発症したとき筋肉内に注射します。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 副作用として、発熱、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬 剤師に相談してください。 まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期 完全なドキュメントを読む
1 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対しショックの既往歴のある患者 3.組成・性状 3.1 組成 有効成分 〔 1 瓶中〕 破傷風抗毒素 250国際単位 添加剤 〔 1 瓶中〕 グリシン D-マンニトール 塩化ナトリウム ポリオキシエチレン(160)ポリオキシ プロピレン(30)グリコール 水酸化ナトリウム 塩酸 54.75mg 24.4mg 14.6mg 0.5mg 適量 適量 添付溶剤 日局 注射用水 2.5mL 備考 破傷風抗毒素は、ヒト血液に由来する。 (採血国:米国、採血の区別:非献血) 3.2 製剤の性状 性状 本剤を添付溶剤で溶解するとき、わずかに白濁した液 剤となる。 pH 注) 6.4〜7.2 浸透圧比 注) 1.6〜2.2(生理食塩液に対する比) 注)本剤 1 瓶を添付溶剤に溶かした水溶液 4.効能又は効果 破傷風の発症予防並びに発症後の症状軽減のための治療に用 いる。 6.用法及び用量 本剤 1 瓶の内容を添付の溶剤(日局・注射用水2.5mL)で溶 解し、筋肉内に注射する。 破傷風の潜伏期の初めに用いて破傷風の発症を予防するため には成人において抗毒素250国際単位を用いる。 破傷風発症後の症状を軽くするための治療用には通常最低、 抗毒素5,000国際単位以上を用いる。 8.重要な基本的注意 8.1 本剤の使用にあたっては、疾病の治療における本剤の必 要性とともに、本剤の製造に際し感染症の伝播を防止する ための安全対策が講じられているが、血液を原料としてい ることに由来する感染症伝播のリスクを完全に排除するこ とができないことを、患者に対して説明し、理解を得るよ う努めること。 8.2 本剤の原材料となる血液については、HBs抗原、抗HCV 抗体、抗HIV-1抗体、抗HIV-2抗体陰性であることを確認し ている。更に、プールし 完全なドキュメントを読む