国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
アテゾリズマブ
中外製薬株式会社
遺伝子組換え
注射剤
注射剤
T細胞(免疫細胞)の受容体(PD-1)とがん細胞上に発現している物質(PD-L1)の結合を阻害することなどにより、T細胞の活性を増強することで、腫瘍の増殖を抑えると考えられています。
通常、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、進展型小細胞肺癌および切除不能な肝細胞癌の治療、非小細胞肺癌の術後補助療法に用いられます。
英語の製品名 TECENTRIQ Intravenous Infusion 1200mg; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2022 年 06 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:テセントリク点滴静注 1200MG 主成分: アテゾリズマブ(遺伝子組換え) (Atezolizumab (genetical recombination)) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について T 細胞(免疫細胞)の受容体( PD-1 )とがん細胞上に発現している物質( PD-L1 )の結合を阻害するこ となどにより、 T 細胞の活性を増強することで、腫瘍の増殖を抑えると考えられています。 通常、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、進展型小細胞肺癌および切除不能な肝細胞癌の治療、非小 細胞肺癌の術後補助療法に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。自己免疫疾患、間質性肺 疾患にかかっている、または以前かかったことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 日 1 回、 3 週間間隔で点滴します。 ・具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。 生活上の注意 ・この薬の T 細胞を活性化させる作用により、過度の免 完全なドキュメントを読む
( 1 ) 1. 警告 1.1 本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化 学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の使用が 適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療 開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説 明し、同意を得てから投与すること。 1.2 間質性肺疾患があらわれ、死亡に至った症例も報告されてい るので、初期症状(呼吸困難、咳嗽、発熱等)の確認及び胸部 X線検査の実施等、患者の状態を十分に観察すること。異常が 認められた場合には本剤の投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤 の投与等の適切な処置を行うこと。[8.2、9.1.2、11.1.1参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 テ セ ン ト リ ク 点 滴 静 注 840mg テ セ ン ト リ ク 点 滴 静 注 1200mg 有効成分 1バイアル(14.0mL)中 アテゾリズマブ(遺伝子組 換え) 注) 840mg 1バイアル(20.0mL)中 アテゾリズマブ(遺伝子組 換え) 注) 1200mg 添加剤 1バイアル(14.0mL)中 L-ヒスチジン 43.4mg 氷酢酸 11.5mg 精製白糖 575.1mg ポリソルベート20 5.6mg 1バイアル(20.0mL)中 L-ヒスチジン 62.0mg 氷酢酸 16.5mg 精製白糖 821.6mg ポリソルベート20 8.0mg 注)本剤は、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。 3.2 製剤の性状 販売名 テセントリク点滴静注 840mg テ セ ン ト リ ク 点 滴 静 注 1200mg 剤形 注射剤(バイアル) 性状 澄明~乳白光を呈する無色~帯褐黄色の液 pH 5.5~6.1 浸透圧比 0.45~0.80 4. 効能又は効果 〈テセントリク点滴静注1200MG〉 ○切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌 ○PD-L1陽性の非小細胞肺癌におけ 完全なドキュメントを読む