国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
チクロピジン塩酸塩
沢井製薬株式会社
Ticlopidine hydrochloride
白色〜淡黄白色の錠剤、直径8.2mm、厚さ4.3mm
内服剤
血液中の血小板の働きを抑え、血小板凝集や血小板粘着能を抑制し、さらに末梢循環障害を改善します。
通常、血栓・塞栓の治療、血流障害の改善、阻血性諸症状の改善などに用いられます。
英語の製品名 TICLOPIDINE HYDROCHLORIDE Tablets 100mg "SAWAI"; シート記載: チクロピジン塩酸塩100mg「サワイ」、SW-362、Ticlopidine Hydrochloride 100
くすりのしおり 内服剤 2018 年 11 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:チクロピジン塩酸塩錠 100MG「サワイ」 主成分: チクロピジン塩酸塩 (Ticlopidine hydrochloride) 剤形: 白色~淡黄白色の錠剤、直径 8.2mm 、厚さ 4.3mm シート記載など: チクロピジン塩酸塩 100mg 「サワイ」、 SW-362 、 Ticlopidine Hydrochloride 100 この薬の作用と効果について 血液中の血小板の働きを抑え、血小板凝集や血小板粘着能を抑制し、さらに末梢循環障害を改善します。 通常、血栓・塞栓の治療、血流障害の改善、阻血性諸症状の改善などに用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。出血している(血友病、 毛細血管脆弱症、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血など)、肝障害、白血球減少症 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・血管手術および血液体外循環に伴う血栓・塞栓の治療並びに血流障害の改善:通常、成人は 1 日 2 ~ 3 錠(主成分として 200 ~ 300mg )を 2 ~ 3 回に分けて食後に服用します。 慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、 完全なドキュメントを読む
- 1 - 4 校 ① チ ク ロ ピ ジ ン 塩 酸 塩 錠 1 0 0 ㎎ 「 サ ワ イ 」 : 1 2 7 X あ 1 ペ ー ジ 1. 警告 血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)、無顆粒球症、重篤な肝 障害等の重大な副作用が主に投与開始後2ヵ月以内に発現 し、死亡に至る例も報告されている。[11.1.1-11.1.3参照] 1.1 投与開始後2ヵ月間は、特に上記副作用の初期症状の発現 に十分留意し、原則として2週に1回、血球算定(白血球分画 を含む)、肝機能検査を行い、上記副作用の発現が認められ た場合には、ただちに投与を中止し、適切な処置を行うこ と。本剤投与中は、定期的に血液検査を行い、上記副作用 の発現に注意すること。[7.、 8.1参照] 1.2 本剤投与中、患者の状態から血栓性血小板減少性紫斑 病、顆粒球減少、肝障害の発現等が疑われた場合には、投 与を中止し、必要に応じて血液像もしくは肝機能検査を実 施し、適切な処置を行うこと。[7.、 8.1参照] 1.3 本剤の投与にあたっては、あらかじめ上記副作用が発生 する場合があることを患者に説明するとともに、下記につ いて患者を指導すること。[7.、 8.1参照] ・投与開始後2ヵ月間は定期的に血液検査を行う必要がある ので、原則として2週に1回、来院すること。 ・副作用を示唆する症状があらわれた場合には、ただちに 医師等に連絡し、指示に従うこと。 1.4 投与開始後2ヵ月間は、原則として1回2週間分を処方する こと。[7.、 8.1参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、消化管潰 瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血等) [止血が困難になるこ とが予想される。] 2.2 重篤な肝障害のある患者[9.3.1参照] 2.3 白血球 完全なドキュメントを読む