国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ダラツムマブ
ヤンセン ファーマ株式会社
遺伝子組換え
注射剤
注射剤
抗悪性腫瘍剤のヒト型抗CD38モノクローナル抗体製剤と呼ばれる点滴用注射剤です。ヒトCD38に結合し、細胞傷害活性および細胞貪食活性などにより、腫瘍の増殖を抑制します。
通常、多発性骨髄腫の治療に用いられます。
英語の製品名 DARZALEX Intravenous Infusion 400 mg; シート記載:
くすりのしおり 注射剤 2024 年 01 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ダラザレックス点滴静注 400MG 主成分: ダラツムマブ(遺伝子組換え) (Daratumumab(genetical recombination)) 剤形: 注射剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 抗悪性腫瘍剤のヒト型抗 CD38 モノクローナル抗体製剤と呼ばれる点滴用注射剤です。ヒト CD38 に結 合し、細胞傷害活性および細胞貪食活性などにより、腫瘍の増殖を抑制します。 通常、多発性骨髄腫の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。慢性閉塞性肺疾患、気管 支喘息またはそれらの既往歴がある。 B 型肝炎ウイルスキャリアまたは HBs 抗原陰性で HBc 抗体陽性 ないし HBs 抗体陽性である。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、併用される抗悪性腫瘍剤の使用間隔を考慮して、成人は以下のいずれかの使用間隔で点滴で静脈 内に注射します。なお、初回は分割注射( 1 日目および 2 日目に注射)することもあります。必ず他の 抗悪性腫瘍剤と併用されま 完全なドキュメントを読む
-1- 1. 警告 本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設にお いて、造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な知識・経 験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判断され る症例のみに行うこと。また、治療開始に先立ち、患 者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し、 同意を得てから投与を開始すること。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 ダラザレックス 点滴静注100mg ダラザレックス 点滴静注400mg 有効成分 (1バイアル中) ダラツムマブ (遺伝子組換え) 100mg/5mL (1バイアル中) ダラツムマブ (遺伝子組換え) 400mg/20mL 添 加 剤 D-マンニトール 127.5mg 510.0mg 塩化ナトリウム 17.5mg 70.1mg 酢酸ナトリウム水和物 14.8mg 59.3mg ポリソルベート20 2.0mg 8.0mg 氷酢酸 0.9mg 3.7mg 本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。 3.2 製剤の性状 性状 無色~黄色の液 pH 5.3~5.8 浸透圧比 約1(生理食塩液に対する比) 4. 効能又は効果 多発性骨髄腫 5. 効能又は効果に関連する注意 「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安 全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。 6. 用法及び用量 他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはダ ラツムマブ(遺伝子組換え)として、1回16mg/kgを、併 用する抗悪性腫瘍剤の投与サイクルを考慮して、以下の A法又はB法の投与間隔で点滴静注する。なお、初回は 分割投与(ダラツムマブ(遺伝子組換え)として、1回 8mg/kgを1日目及び2日目に投与)することもできる。 A法:1週間間隔、2週間間隔及び4週間間隔の順で投与する。 B法:1週間間隔、3週間間隔 完全なドキュメントを読む