国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
オフロキサシン
アルフレッサ ファーマ株式会社
Ofloxacin
微黄色〜淡黄色澄明の液剤
外用剤
ニューキノロン系抗菌耳科用製剤で、細菌のDNA複製を阻害し抗菌作用を示します。
通常、外耳炎、中耳炎の治療に用いられます。
英語の製品名 TARIVID Otic Solution 0.3%; シート記載:
くすりのしおり 外用剤 2020 年 09 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:タリビッド耳科用液 0.3% 主成分: オフロキサシン (Ofloxacin) 剤形: 微黄色~淡黄色澄明の液剤 シート記載など: この薬の作用と効果について ニューキノロン系抗菌耳科用製剤で、細菌の DNA 複製を阻害し抗菌作用を示します。 通常、外耳炎、中耳炎の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 6 ~ 10 滴を 1 日 2 回点耳します。点耳後は約 10 分間の耳浴(点耳する方の耳を上に して、横向きに寝て、そのままの姿勢を保つ)を行いますが、症状により適宜回数が増減されます。小 児では、適宜滴数が減らされます。必ず指示された使用方法に従ってください。 ・点耳用のみに使用してください。 ・使用する際の薬液の温度が低いと、めまいを起こすおそれがあるので、手で暖めるなどして使用時には できるだけ体温に近い状態で使用してください。点耳の際に容器の先端 完全なドキュメントを読む
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分又はレボフロキサシン水和物に対し過敏症の既 往歴のある患者[9.1.1参照] 3. 組成・性状 3. 1 組成 販売名 有効成分 添加剤 タリビッド 耳科用液 0.3% 1mL中オフロキサシン (日局)3.0mg 塩化ナトリウム、ベンザルコ ニウム塩化物、希塩酸、水 酸化ナトリウム 3. 2 製剤の性状 販売名 性状 pH 浸透圧比 タリビッド 耳科用液 0.3% 微黄色~淡黄色 澄明の液 無菌製剤 6.0~7.0 1.0~1.2 (生理食塩液対比) 4. 効能又は効果 〈適応菌種〉 本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、プロ テウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、イ ンフルエンザ菌、緑膿菌 〈適応症〉 外耳炎、中耳炎 5. 効能又は効果に関連する注意 〈中耳炎〉 5. 1 「抗微生物薬適正使用の手引き」 1) を参照し、抗菌薬投与の 必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に 投与すること。 5. 2 炎症が中耳粘膜に限局している場合に本剤による局所的治 療が適用となる。しかし、炎症が鼓室周辺にまで及ぶような場合 には、本剤による局所的治療以外、経口剤などによる全身的治 療を検討することが望ましい。 6. 用法及び用量 通常、成人に対して、1回6~10滴を1日2回点耳する。点耳後 は約10分間の耳浴を行う。なお、症状により適宜回数を増減す る。小児に対しては、適宜滴数を減ずる。 7. 用法及び用量に関連する注意 4週間の投与を目安とし、その後の継続投与については、長期 投与に伴う真菌の発現や菌の耐性化等に留意し、漫然と投与し ないよう慎重に行うこと。 8. 重要な基本的注意 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則と して感受性 完全なドキュメントを読む