国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ヒトフィブリノゲン; トロンビン
CSLベーリング株式会社
Human fibrinogen; Human thrombin
シート状外用剤
外用剤
血液凝固作用を応用した生理的なシート状組織接着剤で、血液凝固に必要なフィブリノゲンとトロンビンをウマコラーゲンシートに固着させています。
通常、肝臓外科・肺外科・心臓血管外科・産婦人科・泌尿器外科領域の手術時に、組織の接着・閉鎖に使用されます。
英語の製品名 ; シート記載:
くすりのしおり 外用剤 2012 年 01 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:タコシール組織接着用シート[9.5CM×4.8CM] 主成分: ヒトフィブリノゲン (Human fibrinogen) トロンビン (Human thrombin) 剤形: シート状外用剤 シート記載など: この薬の作用と効果について 血液凝固作用を応用した生理的なシート状組織接着剤で、血液凝固に必要なフィブリノゲンとトロンビン をウマコラーゲンシートに固着させています。 通常、肝臓外科・肺外科・心臓血管外科・産婦人科・泌尿器外科領域の手術時に、組織の接着・閉鎖に使 用されます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・貧血、免疫不全または免疫低下状態(感染症にかかりやすいなど)である。 ・以前にこの薬を使用したと医師または薬剤師からいわれたことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、適切な大きさにして、手術時、必要部位に貼付し、 3 ~ 5 分間圧迫します。 生活上の注意 この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用) 副作用とし 完全なドキュメントを読む
−1− 2.禁忌 (次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分又はウマ血液を原料とする製剤(乾 燥まむしウマ抗毒素等)に対し過敏症の既往歴の ある患者 2.2 下記の製剤による治療を受けている患者[10.1 参 照] ・凝固促進剤(臓器抽出製剤、蛇毒製剤) ・抗線溶剤 3.組成・性状 3.1 組成 成分 含量 ( 1 cm 2 中) 備考 有効 成分 ヒトフィブリノゲン 5.5mg ヒト血液由来成分 採血国: 米国、ドイツ、 オーストリア 採血方法 注) :非献血 トロンビン画分 2.0IU 支持体 ウマコラーゲン 2.1mg ウマ深部指状屈筋腱由 来成分 添加剤 リボフラビン、人血清アルブミン(ヒト血液由来成分、採 血国:米国、ドイツ、オーストリア、採血方法:非献血)、 L-アルギニン塩酸塩、塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウ ム水和物 原料の製造工程において、人アンチトロンビンⅢ(ヒト血液由来成分、 採血国:米国、ドイツ、オーストリア、採血方法:非献血)、ヘパリン ナトリウム(ブタ小腸粘膜由来成分)を使用している。 注)「献血又は非献血の区別の考え方」参照 3.2 製剤の性状 性状 本剤は、乳白色のスポンジ状のシートで、活性成分固着面(片 面)は、黄色に着色されている。本剤は、最終製剤に 60 Coに よるγ線照射を施した無菌製剤である。 形状 フラットタイプ: レギュラーサイズ、ハーフサイズ及びスモールサイズ ロールタイプ: ハーフサイズシートのコーティング面(活性成分固着面) を外側としてロール状に成形されている。 4.効能又は効果 肝臓外科、肺外科、心臓血管外科、産婦人科及び泌尿 器外科領域における手術時の組織の接着・閉鎖 (ただし、縫合あるいは接合した組織から血液、体液 完全なドキュメントを読む