国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
タクロリムス水和物
あゆみ製薬株式会社
Tacrolimus hydrate
ごくうすい赤色の錠剤、直径8.1mm
内服剤
免疫に関与するT細胞に作用し、炎症に関わるサイトカインの産生を抑えることにより炎症を抑え、重症筋無力症の筋力低下、関節リウマチの関節の腫れ・痛み・こわばり、ループス腎炎の尿蛋白などの腎症状、難治性の潰瘍性大腸炎や多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性肺炎の各種症状を改善します。
通常、重症筋無力症、関節リウマチ、ループス腎炎、潰瘍性大腸炎、多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性肺炎の治療に用いられます。
英語の製品名 Tacrolimus tablets 2mg "AYUMI" [for autoimmune disease]; シート記載: (表) タクロリムス、2mg(裏) タクロリムス「あゆみ」、2mg
くすりのしおり 内服剤 2024 年 01 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:タクロリムス錠 2MG「あゆみ」[自己免疫疾患用剤] 主成分: タクロリムス水和物 (Tacrolimus hydrate) 剤形: ごくうすい赤色の錠剤、直径 8.1mm シート記載など: (表) タクロリムス、 2mg (裏) タクロリムス「あゆ み」、 2mg この薬の作用と効果について 免疫に関与する T 細胞に作用し、炎症に関わるサイトカインの産生を抑えることにより炎症を抑え、重症 筋無力症の筋力低下、関節リウマチの関節の腫れ・痛み・こわばり、ループス腎炎の尿蛋白などの腎症 状、難治性の潰瘍性大腸炎や多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性肺炎の各種症状を改善します。 通常、重症筋無力症、関節リウマチ、ループス腎炎、潰瘍性大腸炎、多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間 質性肺炎の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症、関節リウマチに 間質性肺炎を合併、腎障害、肝障害がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・重 完全なドキュメントを読む
( 1 ) 1. 警告 〈効能共通〉 1.1 本剤の投与において、重篤な副作用(腎不全、心不全、 感染症、全身痙攣、意識障害、脳梗塞、血栓性微小血管 障害、汎血球減少症等)により、致死的な経過をたどるこ とがあるので、緊急時に十分に措置できる医療施設及び 本剤についての十分な知識と経験を有する医師が使用す ること。 1.2 顆粒剤と本剤(錠剤)の生物学的同等性は検証されてい ないので、切り換え及び併用に際しては、血中濃度を測 定することにより製剤による吸収の変動がないことを確 認すること。[16.1.8参照] 〈臓器移植〉 1.3 本剤の投与は、免疫抑制療法及び移植患者の管理に精 通している医師又はその指導のもとで行うこと。 〈関節リウマチ〉 1.4 関節リウマチ治療に精通している医師のみが使用する とともに、患者に対して本剤の危険性や本剤の投与が長 期にわたることなどを予め十分説明し、患者が理解した ことを確認した上で投与すること。また、何らかの異常 が認められた場合には、服用を中止するとともに、直ち に医師に連絡し、指示を仰ぐよう注意を与えること。 〈ループス腎炎〉 1.5 本剤の投与は、ループス腎炎の治療に十分精通してい る医師のもとで行うこと。 〈多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性肺炎〉 1.6 本剤の投与は、多発性筋炎・皮膚筋炎に合併する間質性 肺炎の治療法に十分精通している医師のもとで行うこと。 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2.2 シクロスポリン又はボセンタン投与中の患者[10.1参照] 2.3 カリウム保持性利尿剤投与中の患者[8.2、10.1参照] 2.4 生ワクチンを接種しないこと[10.1参 完全なドキュメントを読む