国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ラナデルマブ
武田薬品工業株式会社
遺伝子組み換え
澄明またはわずかに乳白光を呈する無色から微黄色の液
自己注射剤
活性化された血漿カリクレインの活性を阻害することにより、ブラジキニンの過剰な放出を抑え、血管性浮腫(からだのあらゆる部位に起こる突然の腫れやむくみ)の急性発症を抑えます。
通常、遺伝性血管性浮腫の急性発作の発症抑制に用いられます。
英語の製品名 TAKHZYRO subcutaneous injection 300mg syringes; シート記載:
くすりのしおり 自己注射剤 2023 年 06 月作成 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:タクザイロ皮下注 300MG シリンジ 主成分: ラナデルマブ(遺伝子組み換え) (Lanadelumab(genetical recombination)) 剤形: 澄明またはわずかに乳白光を呈する無色から微黄色の液 シート記載など: この薬の作用と効果について 活性化された血漿カリクレインの活性を阻害することにより、ブラジキニンの過剰な放出を抑え、血管性 浮腫(からだのあらゆる部位に起こる突然の腫れやむくみ)の急性発症を抑えます。 通常、遺伝性血管性浮腫の急性発作の発症抑制に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人および 12 歳以上の小児は 1 回 1 シリンジ(主成分として 300mg )を 2 週間に 1 回皮下に 注射します。継続的に発作が観察されず、症状が安定している場合には、 1 回 1 シリンジ( 300mg ) を 4 週間に 1 回皮下に注射することもあります。必ず指示された注射方法に従ってください。 ・医 完全なドキュメントを読む
- 1 - 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3. 組成・性状 3.1 組成 販売名 タクザイロ皮下注300mgシリンジ 有効成分 1シリンジ(2mL)中 ラナデルマブ(遺伝子組換え) 注) 300mg 添加剤 1シリンジ(2mL)中 リン酸水素二ナトリウム二水和物 10.6mg クエン酸水和物 8.2mg L-ヒスチジン 15.6mg 塩化ナトリウム 10.6mg ポリソルベート80 0.2mg 注)本剤は遺伝子組換え技術によりチャイニーズハムスター卵巣 細胞を用いて製造される。 3.2 製剤の性状 販売名 タクザイロ皮下注300mgシリンジ 剤形 注射剤(プレフィルドシリンジ) 性状 澄明又は僅かに乳白光を呈する無色から微黄色の液 pH 5.7~6.3 浸透圧比 約1(生理食塩液に対する比) 4. 効能又は効果 遺伝性血管性浮腫の急性発作の発症抑制 5. 効能又は効果に関連する注意 臨床試験において、侵襲を伴う処置による急性発作の発症抑制 に対する有効性及び安全性は検討されていない。 6. 用法及び用量 通常、成人及び12歳以上の小児には、ラナデルマブ(遺伝子 組換え)として1回300mgを2週間隔で皮下注射する。なお、継 続的に発作が観察されず、症状が安定している場合には、1回 300mgを4週間隔で皮下注射することもできる。 8. 重要な基本的注意 8.1 急性発作の治療を目的に本剤を使用しないことを患者又はそ の家族に十分に説明し、理解を得た上で使用すること。 8.2 本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師 によるか、医師の直接の監督のもとで投与を行うこと。また、 以下の点に注意すること。 8.2.1 自己投与の適用については、医師がその妥当性を慎重に検 討し、十分な教育訓練を実施したのち、本剤投与 完全なドキュメントを読む