製品の特徴
1
2.禁忌
(次の患者には投与しないこと)
2.1
本剤の成分又は甲状腺刺激ホルモン製剤に対し過敏症の
既往歴のある患者
2.2
妊婦、妊娠している可能性のある女性及び授乳婦[9.5、
9.6 参照]
3.組成・性状
3.1 組成
1 バイアルを日局注射用水1.2mLで溶解した時の1.0mL中
成
分
1 バイアル中
の含量
有 効 成 分
ヒトチロトロピン アルファ(遺伝子組
換え)
注1)
0.9mg
添 加 剤
D-マンニトール
29mg
塩化ナトリウム
1.9mg
リン酸二水素ナトリウム一水和物
1.1mg
リン酸水素二ナトリウム七水和物
3.0mg
注1)
チャイニーズハムスター卵巣細胞により産生。本剤は製造工程で
ドナーウシ血清を使用している。また、セルバンク調製時にドナー
ウシ血清、ドナー仔ウシ血清及びウシ胎児血清を使用している。
3.2 製剤の性状
性
状
本剤は白色〜類白色の凍結乾燥粉末又は塊である。本
剤 1
バイアルをとり、日局注射用水1.2mLを加えて溶か
すとき、無色澄明な液で異物を認めない。
pH
注2)
6.5〜7.5
注2)日局注射用水1.2mLで溶解後
4.効能又は効果
○
分化型甲状腺癌で甲状腺全摘又は準全摘術を施行された患
者における、放射性ヨウ素シンチグラフィと血清サイログ
ロブリン(TG)試験の併用又はTG試験単独による診断の補助。
○
分化型甲状腺癌で甲状腺全摘又は準全摘術を施行された遠
隔転移を認めない患者における残存甲状腺組織の放射性ヨ
ウ素によるアブレーションの補助。
5.効能又は効果に関連する注意
本剤は甲状腺全摘又は準全摘術を施行された患者以外の患者
には有効性及び安全性は確立していないのでそれらの患者に
は投与しないこと。
6.用法及び用量
本品 1
バイアルに日局注射用水1.2mLを加えて溶解し
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