国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
ギルテリチニブフマル酸塩
アステラス製薬株式会社
Gilteritinib fumarate
淡黄色の錠剤、直径約7.1mm、厚さ約3.5mm
内服剤
FMS様チロシンキナーゼ3(FLT3)などのチロシンキナーゼの働きを阻害することにより、腫瘍の増殖を抑制する作用があります。
通常、再発または難治性のFLT3遺伝子変異陽性の急性骨髄性白血病の治療に用いられます。
英語の製品名 XOSPATA Tablets 40mg; シート記載: ゾスパタ40mg、社マーク、社マーク+235、アステラス製薬、XOSPATA 40mg
くすりのしおり 内服剤 2022 年 08 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:ゾスパタ錠 40MG 主成分: ギルテリチニブフマル酸塩 (Gilteritinib fumarate) 剤形: 淡黄色の錠剤、直径約 7.1mm 、厚さ約 3.5mm シート記載など: ゾスパタ 40mg 、社マーク、社マーク +235 、アステラス製 薬、 XOSPATA 40mg この薬の作用と効果について FMS 様チロシンキナーゼ 3 ( FLT3 )などのチロシンキナーゼの働きを阻害することにより、腫瘍の増殖 を抑制する作用があります。 通常、再発または難治性の FLT3 遺伝子変異陽性の急性骨髄性白血病の治療に用いられます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 QT 間隔延長のおそれが ある、または過去にあった。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・通常、成人は 1 回 3 錠(ギルテリチニブとして 120mg )を 1 日 1 回服用します。状態により適宜増減 されますが、 1 日 1 回 5 錠( 200mg )を超えません。必ず指示された服用方法に従ってください。 ・この薬の使用前に FLT3 遺伝子検査(骨髄液または血液を検体 完全なドキュメントを読む
− 1 − ① ② 1.警告 本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設 において、造血器悪性腫瘍の治療に対して十分な 知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適 切と判断される症例についてのみ実施すること。 また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有 効性及び危険性を十分に説明し、同意を得てから 投与を開始すること。 2.禁忌(次の患者には投与しないこと) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 3.組成・性状 3.1 組成 有効成分( 1 錠中) 添加剤 ギルテリチニブ フマル酸塩 44.2mg (ギルテリチニブ として40mg) D−マンニトール、ヒドロキシプロ ピルセルロース、低置換度ヒドロ キシプロピルセルロース、ステア リン酸マグネシウム、ヒプロメロ ース、マクロゴール、酸化チタン、 タルク、黄色三二酸化鉄 3.2 製剤の性状 剤形 色 外形・大きさ・重量 識別コード フィルム コーティ ング錠 淡黄 色 表 裏 側面 235 直径 厚さ 重量 約7.1mm 約3.5mm 約144mg 4.効能又は効果 再発又は難治性のFLT 3 遺伝子変異陽性の急性骨髄 性白血病 5.効能又は効果に関連する注意 5.1 十分な経験を有する病理医又は検査施設における 検査により、FLT3遺伝子変異陽性が確認された患 者に投与すること。検査にあたっては、承認された 体外診断薬を用いること。 5.2 臨床試験に組み入れられた患者の遺伝子変異の種 類等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、 本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適 応患者の選択を行うこと。 FLT3:FMS様チロシンキナーゼ3 6.用法及び用量 通常、成人にはギルテリチニブとして120mgを 1 日 1 回経口投与する。なお、患者の状態により適宜増 完全なドキュメントを読む