国: 日本
言語: 日本語
ソース: すりの適正使用協議会 RAD-AR Council, Japan
セレギリン塩酸塩
共和薬品工業株式会社
Selegiline hydrochloride
白色の錠剤、直径約6.5mm、厚さ約2.4mm
内服剤
選択的MAO-B(モノアミン酸化酵素B型)阻害剤で、脳内のドパミンの分解を防ぐことによって、ドパミン量を正常なレベルに近づけ、パーキンソン病症状を改善します。
通常、パーキンソン病の治療に使用されます。
英語の製品名 ; シート記載: (表)セレギリン塩酸塩、2.5mg「アメル」、セレギリン、2.5mg、Kw SEL2.5
(裏)Selegiline HCl 2.5mg《AMEL》、セレギリン塩酸塩2.5mg「アメル」、2.5mg、Kw SEL2.5、リサイクルマーク、GS1コード
くすりのしおり 内服剤 2016 年 04 月改訂 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大 限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 製品名:セレギリン塩酸塩錠 2.5MG「アメル」 主成分: セレギリン塩酸塩 (Selegiline hydrochloride) 剤形: 白色の錠剤、直径約 6.5mm 、厚さ約 2.4mm シート記載など: (表)セレギリン塩酸塩、 2.5mg 「アメル」、セレギリ ン、 2.5mg 、 Kw SEL2.5 (裏) Selegiline HCl 2.5mg 《 AMEL 》、セレギリン塩酸塩 2.5mg 「アメル」、 2.5mg 、 Kw SEL2.5 、リサイクルマー ク、 GS1 コード この薬の作用と効果について 選択的 MAO-B (モノアミン酸化酵素 B 型)阻害剤で、脳内のドパミンの分解を防ぐことによって、ドパ ミン量を正常なレベルに近づけ、パーキンソン病症状を改善します。 通常、パーキンソン病の治療に使用されます。 次のような方は注意が必要な場合があります。必ず担当の医師や薬剤師に伝えてください。 ・以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。総合失調症・薬物依存症 またはその既往歴がある、狭心症、肝臓または腎臓に障害がある。 ・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中 の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。 用法・用量(この薬の使い方) ・あなたの用法・用量は(( : 医療担当者記入 )) ・レボドパ含有製剤を併用する場合:通常、成人は 1 回 1 錠(主成分として 2.5mg )を 1 日 1 完全なドキュメントを読む
1. 警告 1.1 本剤と三環系抗うつ剤(アミトリプチリン塩酸塩等) との併用はしないこと。また、本剤の投与を中止してか ら三環系抗うつ剤の投与を開始するには少なくとも 14 日間の間隔を置くこと。[2.6、 10.1 参照] 1.2 本剤は用量の増加とともに MAO-B の選択的阻害効果 が低下し、非選択的 MAO 阻害による危険性があり、ま た更なる効果が認められないため、1 日 10MG を超える 用量を投与しないこと。[13.1 参照] 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 * * 2.2 ペチジン塩酸塩含有製剤、トラマドール塩酸塩又はタ ペンタドール塩酸塩を投与中の患者[10.1 参照] * * 2.3 他の選択的 MAO-B 阻害剤(ラサギリンメシル酸塩及 びサフィナミドメシル酸塩)を投与中の患者[10.1 参照] 2.4 統合失調症又はその既往歴のある患者[精神症状の悪 化が報告されている。] 2.5 覚醒剤、コカイン等の中枢興奮薬の依存又はその既往 歴のある患者 * * 2.6 三環系抗うつ剤(アミトリプチリン塩酸塩等)又は四 環系抗うつ剤(マプロチリン塩酸塩等)を投与中の患者 [1.1、 10.1 参照] * * 2.7 選択的セロトニン再取り込み阻害剤(フルボキサミン マレイン酸塩等)、セロトニン再取り込み阻害・セロトニ ン受容体調節剤(ボルチオキセチン臭化水素酸塩)、ノル アドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤(ミルタザピ ン)、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 (ミルナシプラン塩酸塩等)、選択的ノルアドレナリン再 取り込み阻害剤(アトモキセチン塩酸塩)、マジンドー ル、メタンフェタミン塩酸塩又はリスデキサンフェタミ ンメシル酸塩を投与中の患者 完全なドキュメントを読む